「アジャイル開発」「ITガバナンスの定義」の解説

2021年8月26日

アジャイル開発とは?

「アジャイル開発」とは、システムやソフトウェア開発におけるプロジェクト開発手法の一つであり、小単位で実装とテストを繰り返し、開発を進める手法です。一般的に、従来の開発手法(ウォーターフォール)に比べ、開発期間が短縮されると言われています。

「アジャイル開発」に関する詳細解説、関連問題に関しては、下記リンク先も参照下さい。


アジャイル開発に関する問題

◆確認問題

アジャイル開発において,短い間隔による開発工程の反復や,その開発サイクルを表す用語として,最も適切なものはどれか。
 ア.  イテレーション
 イ.  スクラム
  ウ. プロトタイピング
  エ.  ペアプログラミング

出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問52

◆確認問題の解答(ア)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。

  • ア:正解です。「イテレーション」は、アジャイル開発における開発サイクルを意味します。
  • イ:「スクラム」は、最も普及しているアジャイル開発のフレームワークです。
  • ウ:「プロトタイピング」は、システム開発の早い段階で試作品をつくり、利用者にそのイメージを理解させ、承認を得て開発を進めていく開発モデルです。
  • エ:「ペアプログラミング」は、2人1組で実装を行い、1人が実際のコードをコンピュータに打ち込み、もう1人はそれをチェックする役割を随時交代しながら作業を進めることです。

ITガバナンスとは?

「ITガバナンス」とは、 コーポレートガバナンスをIT側から捉えたものであり、企業等が、経営方針に沿ったIT戦略を策定、ITシステムの導入・運用を、管理・統制する仕組みのことです。なお、成熟度を図るフレームワークとして、COBITがあります。

なお、ITガバナンス協会や経済産業省では、「ITガバナンス」を以下のように定義されています。

ITガバナンス協会:ITガバナンスは取締役会および経営陣の責任である。それは企業ガバナンスの不可欠な部分で、リーダーシップおよび組織的な構造、および組織のITがその組織の戦略および目的を保持し拡張することを保証するプロセスから成る

経済産業省:ITガバナンスとは、企業が、ITに関する企画・導入・運営および活用を行うにあたって、すべての活動、成果および関係者を適正に統制し、目指すべき姿へと導くための仕組みを組織に組み込むこと、または、組み込まれた状態

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ITガバナンスに関する問題

◆確認問題

企業におけるITガバナンスを構築し,推進する責任者として,適切な者は誰か。
  ア.  株主
    イ.  経営者
    ウ.  従業員
    エ.  情報システム部員

出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問53

◆確認問題の解答(イ)解説・・・「ITガバナンス」は、上記解説の「ITガバナンス協会」の定義で定めている通り(「ITガバナンスは取締役会および経営陣の責任である」)、(イ)の「経営者」が適切である。