チャットボットとは?
「チャットボット(Chatbot)」とは、「対話(Chat)」と「ロボット(bot)」を組み合わせた言葉であり、テキストや音声で、自動的に対話をするプログラムのことです。つまり、コンピュータと会話しているようなやりとりができるコミュニケーションプログラムのことです。
「チャットボット」は、ユーザからの問い合わせ(質問や発言)に対し、自動的に処理を行うプログラムツールであり、自動でユーザとのやりとりを行うツールでもあります。ここで、「チャットボット」を利用する上でのメリットを紹介して行きます。
- コールセンター(カスタマーサポート)の業務効率化(人件費削減):「チャットボット」を導入することで、ユーザが「チャットボット」を利用するようになり、問い合わせ件数の削減や電話、メールに対応するスタッフの業務負担軽減、省人化、生産性向上が期待されます。
- 顧客ユーザビリティの向上:従来の「Q&A」や「よくあるお問い合わせ」で解決してきたユーザが、問題点や疑問点を探す手間を省くことができ、ユーザビリティの向上が期待できます。
- 顧客接点増加によるマーケティング戦略の立案:「チャットボット」は、従来のメール、電話の問い合わせと比べ、問い合せを行う心理的ハードルが低くなるため、ユーザは、些細な問い合わせもしやすくなります。
チャットボットに関する問題(平成31年問46)
◆確認問題
ユーザからの問合せに効率よく迅速に対応していくために、ユーザがWeb上の入力エリアに問合せを入力すると、システムが会話形式で自動的に問合せに応じる仕組みとして、最も適切なものはどれか。
出典:平成31年度 春期 ITパスポート試験公開問題 問46
ア.レコメンデーション
イ. チャットボット
ウ. エスカレーション
エ. FAQ
正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!
ア.レコメンデーション
不正解です。
イ. チャットボット
正解です。
ウ. エスカレーション
不正解です。
エ. FAQ
不正解です。
アジャイル開発とは?
「アジャイル(Agile)」とは、「素早い」「俊敏な」という意味であり、「アジャイル(Agile)開発」とは、システムやソフトウェア開発におけるプロジェクト開発手法の一つで、従来の大きな単位で区切ることはなく、小単位で実装とテストを繰り返し、開発を進める手法です。一般的に、従来の開発手法(ウォーターフォール開発)に比べ、開発期間が短縮されると言われています。
従来の開発手法である「ウォーターフォール開発」は、全て作ることを前提とします。そのため、ユーザの要求が全て定まらなければ、開発着手ができません。また、一度開発着手すると、開発途中での変更は難しく、全て作り上げることが優先されます。
一方、「アジャイル開発」では、一度に全てを作りません。業務上(ビジネス上)の重要度で、要件の優先順位を決め、これに従って必要機能を順次開発をします。そのため、短期間、高品質での開発が実現できます。
アジャイルに関する問題(平成31年問47)
◆確認問題
アジャイル開発の特徴として、適切なものはどれか。
出典:平成31年度 春期 ITパスポート試験公開問題問47
ア. 大規模なプロジェクトチームによる開発に適している。
イ. 設計ドキュメントを重視し、詳細なドキュメントを作成する。
ウ. 顧客との関係では、協調よりも契約交渉を重視している。
エ. ウォータフォール開発と比較して、要求の変更に柔軟に対応できる。
正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!
ア. 大規模なプロジェクトチームによる開発に適している。
不正解です。
イ. 設計ドキュメントを重視し、詳細なドキュメントを作成する。
正解です。
ウ. 顧客との関係では、協調よりも契約交渉を重視している。
不正解です。
エ. ウォータフォール開発と比較して、要求の変更に柔軟に対応できる。
不正解です。
コメント
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