「損益分岐点売上高(計算問題)」の解説 〜 ITパスポート R5年 問13 〜

当ページのリンクには広告が含まれています。
目次

「損益分岐点売上高」とは?

「損益分岐点売上高(Break-even point sales)」とは、企業が収益性を確保するために必要な最低限の売上高のことです。( 損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ ( 1-変動費率 )    ※変動費率 = 変動費 ÷ 売上高 )

「損益分岐点売上高」では、企業が収益性を確保するために必要な最低限の売上高のことを指します。損益分岐点売上高を達成することで、企業は費用をまかなうだけの売上高を確保し、利益を出すことができます。

損益分岐点売上高は、企業の固定費と可変費の合計をカバーするために必要な売上高の金額になります。固定費は、事業の運営に関わらず一定の金額がかかる費用になります。例として、賃貸料や管理費などが含まれます。また、可変費は、生産や販売の規模に応じて変動する費用のことになります。例として、原材料費や人件費などが含まれます。

損益分岐点売上高は、次の式で計算することができます:損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ ( 1-変動費率 )    ※変動費率 = 変動費 ÷ 売上高

損益分岐点売上高を計算することで、企業はどの程度の売上高を達成すれば費用をまかなえ、利益を上げることができるかを把握することができます。また、損益分岐点売上高は、価格設定や費用削減などの経営戦略を立案する際にも重要な指標として活用されます。

損益分岐点売上高に関する問題(令和5年問13)

ある製品の今月の売上高と費用は表のとおりであった。販売単価を1,000円から800円に変更するとき,赤字にならないためには少なくとも毎月何個を販売する必要があるか。ここで,固定費及び製品1個当たりの変動費は変化しないものとする。

ア. 2,400   イ. 2,500   ウ. 4,800    エ. 6,000

出典:令和5年度 ITパスポート試験公開問題 問13

正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!

ア. 2,400

不正解です。

イ. 2,500

不正解です。

ウ. 4,800

不正解です。

エ. 6,000

正解です。

損益分岐点売上高

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次