5gとは?
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「5G」とは、日本では2020年春にサービス開始を予定している次世代移動通信システムであり、IOT社会の基盤となる「超高速・大容量」「多数同時接続」「低遅延」を実現するネットワークの規格のことです。
「5G」の特徴は、現行の「4G」と比較し「超高速・大容量」「多数同時接続」「低遅延」を実現すると言われています。
- 「超高速・大容量」:4G時代の20倍になるとも言われています。そのため、高精細な画像や動画の利用が可能かつ、ダウンロード作業も高速になります。
- 「多数同時接続」:4G時代の10倍になるとも言われています。そのため、多くの端末を同時に接続でき、機器監視やスマートシティなどIOT分野での活用が可能になります。
- 「低遅延」:4G時代の10分の1になるとも言われています。そのため、通信において、遅延が短縮され、リアルタイムに近い通信が可能になり、素早いフィードバックが求められる自動運転の制御や、VR/ARでの活用が可能になります。
「4G」が、「スマートフォン」の社会を実現してきたように、「5G」が、IOT社会を実現すると言われています。なお、「IOT」とは、「Internet Of Things」の略であり、モノのインターネットとも言われ、身の周りのモノがインターネットに繋がる仕組みです。
5gに関する問題(平成31年問73)
◆確認問題
LTEよりも通信速度が高速なだけではなく,より多くの端末が接続でき,通信の遅延も少ないという特徴をもつ移動通信システムはどれか。
出典:平成31年度 春期 ITパスポート試験公開問題 問73
ア.ブロックチェーン イ.MVNO ウ.8K エ.5G
正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!
ア.ブロックチェーン
不正解です。
イ.MVNO
不正解です。
ウ.8K
不正解です。
エ.5G
正解です。
WPA2とは?
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「WPA2」とは、「Wi-Fi Protected Access 2」の略であり、無線LAN(Wi-Fi)の通信を暗号化する方式の規格の一つで、無線LAN(Wi-Fi)のアクセスポイントへの接続を認証し、通信内容を暗号化する役割がございます。
「WPA2」は、「WPA」の後続技術であり、「WPA」のセキュリティ脆弱性を強化し、無線LAN(Wi-Fi)の通信を暗号化することで通信の安全性を高めています。
「WPA2」では、暗号化アルゴリズムとして「TKIP」、「AES」を利用しています。
- TKIP(Temporal Key Integrity Protocol):ユーザが決めた暗号化キーを一定時間ごとに変更し、暗号鍵を作るときに機器のMACアドレスを利用しています。
- AES(Advanced Encryption Standard):2000年に米国政府の標準として策定された暗号化方式のことです。
- 高度暗号化アルゴリズムを使用することで、セキュリティ脆弱性を強化しています。
WPA2に関する問題(平成31年問74)
◆確認問題
無線LANの暗号化方式であり,WEPでは短い時間で暗号が解読されてしまう問題が報告されたことから,より暗号強度を高めるために利用が推奨されているものはどれか。
出典:平成31年度 春期 ITパスポート試験公開問題 問74
ア.ESSID イ.HTTPS ウ.S/MIME エ.WPA2
正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!
ア.ESSID
不正解です。
イ.HTTPS
不正解です。
ウ.S/MIME
不正解です。
エ.WPA2
正解です。
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