「ブロックチェーン」「ドメイン名」の解説
ブロックチェーンとは?
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「ブロックチェーン」とは、分散型台帳技術(DLT)又は、分散型ネットワークのことであり、ビットコインの中核技術を原型とするデータベースのことです。
「ブロックチェーン」の解説詳細は、以下リンク先にも記載がございます。類似の確認問題も出題しておりますので、是非、参照下さい。
ブロックチェーンに関する問題
複数のコンピュータが同じ内容のデータを保持し,各コンピュータがデータの正当性を検証して担保することによって,矛盾なくデータを改ざんすることが困難となる,暗号資産の基盤技術として利用されている分散型台帳を実現したものはどれか。
ア. クラウドコンピューティング
イ. ディープラーニング
ウ. ブロックチェーン
エ. リレーショナルデータベース
◆確認問題の解答(ウ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。
- ア(クラウドコンピューティング):「クラウドコンピューティング」とは、目的のコンピュータ処理を行うために、自社のシステム資源に代わり、インターネット上のコンピュータ資源やサービスを利用するシステムの形態のことです。
- イ(ディープラー二ング):「ディープラー二ング」とは、AI分野における機械学習の一つで、人間や動物の脳神経をモデル化したアルゴリズム(ニューラルネットワーク)を多層化したものを用意し、それに十分な量のデータを与えることで、人間の力なしに自動的に特徴点やパターンを学習させることをいいます。
- ウ(ブロックチェーン):正解です。「ブロックチェーン」とは、"ブロック"と呼ばれる複数の取引データをまとめた単位をハッシュ関数で鎖のように繋ぐことによって、台帳を形成し、P2Pネットワークで管理する技術のことです。
- エ(リレーショナルデータベース):「リレーショナルデータベース」とは、データを列と行の二次元の表で管理するデータベース方式のことです。
ドメイン名とは?
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ドメイン名とは「インターネット上の住所」にあたり、電子メールを送ったり、ホームページを見たりする時に相手がインターネット上のどこにいるかを特定するためのものです。
ドメイン名は、ネットワークやコンピューターを、インターネット上で一意に特定するための識別子の一つになります。ドメイン名は、たとえば「example.co.jp」のように名前をドットで連結した文字列によって対象を記述します。
ドメイン名は、URL(Webサイトのブロックチェーンに関する問題)やメールアドレスなどの一部として使われます。ドメイン名は、階層構造を導入するために「ラベル」と呼ばれる部分的な名前をドット(.)でつないだ形により構成されます。左側のラベルほど階層が深くなるように設計されています。
なお、ドメイン名は早いもの勝ちなので、同じものは二つとして存在しません。企業名やサービス名をドメイン名として登録することで、わかりやすく、覚えやすい メールアドレスやホームページのURLを利用することが出来ます。
インターネット通信時には、ドメインネームシステム(以下、DNS)という仕組みをつかってドメイン名をIPアドレスに変換して通信が行われています。
ドメイン名に関する問題
インターネットで用いるドメイン名に関する記述のうち,適切なものはどれか。
典:令和3年度 春期 ITパスポート試験公開問題 問98
ア. ドメイン名には,アルファベット,数字,ハイフンを使うことができるが,漢字,平仮名を使うことはできない。
イ. ドメイン名は,Webサーバを指定するときのURLで使用されるものであり,電子メールアドレスには使用できない。
ウ. ドメイン名は,個人で取得することはできず,企業や団体だけが取得できる。
エ. ドメイン名は,接続先を人が識別しやすい文字列で表したものであり,IPアドレスの代わりに用いる。
◆確認問題の解答(エ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。
- ア:国際化ドメイン名という仕組みがあり、漢字や平仮名を使ったドメイン名を使うこともできます。
- イ:電子メールでも使用します。電子メールの"@"以降に記述するのがドメイン名になります。
- ウ:基本的には個人でも取得できます。ただし、co.jp、or.jp、ac.jp などの属性型(組織種別型)ドメインはその団体しか取得できません。
- エ:正解です。IPアドレスは単なる数字の並びで覚えにくいので、人間が分かりやすいように文字列で表したドメイン名が使われています。
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