「データ操作(計算問題)」「VPN」の解説

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データ操作に関する問題(平成31年問78)

上記スライドの確認問題を用いて解説します。

関係データベースにおける「結合」とは、2つの表を共通する列での値で結びつける操作のことです。確認問題の、”社員”表と”部署”表は、どちらも”部署コード”列を持つので、”部署コード”列の値で結合します。

そこで、2つの表を結合すると以下のようになります。

社員ID氏名部署コード住所部署名所在地
H001伊藤 花子G02神奈川県営業部神奈川県
H002高橋 四郎G01神奈川県総務部東京都
H003鈴木 一朗G03三重県製造部愛知県
H004田中 春子G04大阪府開発部大阪府
H005渡辺 二郎G03愛知県製造部愛知県
H006佐藤 三郎G02神奈川県営業部神奈川県

上記表のうち、社員の住所と所属する部署の所在地が異なる社員を抽出することから、以下の2名が抽出されます。

社員ID氏名部署コード住所部署名所在地
H002高橋 四郎G01神奈川県総務部東京都
H003鈴木 一朗G03三重県製造部愛知県

以上より、解答は(イ)です。

VPNとは?

「VPN」とは、「Virtual Private Network(仮想プライベートネットワーク)」の略であり、インターネットなどに接続している利用者間に機密性を確保した仮想的な専用回線を構築する技術です。

「VPN」は、「認証」、「暗号化」「トンネリング」の主に三つの技術で成立しているので、通信経路を認証や暗号化を用いて保護するため、他者が侵入出来ない、安全なネットワークの構築が出来ます。

  • 認証:なりすましを防止するため、通信相手が正しい相手か確認する技術です。アカウント情報(氏名、パスワード)などの照合をして確認します。
  • 暗号化:データの盗聴や改竄などを防止するため、第三者が理解できないようにデータを複雑に変換する技術です。
  • トンネリング:インターネットを介したネットワーク同士をあたかも同一のネットワークのように繋げる技術です。

VPNに関する問題(平成31年問79)

◆確認問題

次の記述a~cのうち,VPNの特徴として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a. アクセスポイントを経由しないで,端末同士が相互に無線通信を行うことができる。
b. 公衆ネットワークなどを利用するが,あたかも自社専用ネットワークのように使うことができる。
c. ネットワークに接続することによって,PCのセキュリティ状態を検査することができる。
    ア. a   イ. a, c   ウ. b   エ. c

出典:平成31年度 春期 ITパスポート試験公開問題 問79

正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!

ア. a 

不正解です。

イ. a, c 

不正解です。

ウ. b 

正解です。

エ. c

不正解です。

VPN

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