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「ジョイントベンチャ」「UX」の解説

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ジョイントベンチャとは?

「ジョイントベンチャ」とは、複数の企業が同じ目的のために、共同で出資を行い新規事業を立ち上げることを意味し、合弁企業とも呼ばれます。なお、「ジョイントベンチャ」には、主に次の2形態に分かれます。

ジョイントベンチャの解説詳細は、以下リンク先にも記載がございます。類似の確認問題も出題しておりますので、是非、参照下さい。

ジョイントベンチャに関する問題

複数の企業が,研究開発を共同で行って新しい事業を展開したいと思っている。共同出資によって,新しい会社を組織する形態として,適切なものはどれか。
 ア.  M&A
    イ. クロスライセンス
    ウ. ジョイントベンチャ
    エ. スピンオフ

出典:令和2年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問17

◆確認問題の解答(ウ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。

  • ア(M&A):「M&A」とは、合併と買収の略で、吸収合併や買収により他社を子会社化し、自社の経営資源とすることで競争力を強化する経営手法のことです。
  • イ(クロスライセンス):「クロスライセンス」とは、2つ以上の企業や団体が自らの持つ特許等の知的財産権の実施を互いに許諾し合うことです。
  • ウ(ジョイントベンチャ):正解です。「ジョイントベンチャ」とは共同出資によって新会社を作る形態のことです。
  • エ(スピンオフ):「スピンオフ」とは、一般に派生や副産物を表す言葉として認識されていますが、経営戦略上のスピンオフは、ある事業目的のため既存の会社の一部を分割し、元の会社との関係を保ったまま別の会社として独立させることです。

UXとは?

「UX」とは、「User Experience  (ユーザ体験)」の略であり、製品やサービスを通じて得られる体験の総称を表す言葉になります。

近年、日本の市場をはじめ、世界的にUXの重要性は高まっていると言われています。過去の、マーケティング活動は「いいモノ」を作れば売れる時代、「ニーズ」のある人を見つけてアプローチできれば売れる時代から、「顧客にとっての『価値』を提供する」ことで、売れる時代へと変化しています。

日本を含む先進国では、モノも情報も、手に入れることが容易な社会です。また、技術の進歩によって、製品の機能や特徴では、他社製品・サービスと差別化ができなくなってきています。さらに、インターネットの普及で、人々は情報を能動的に取得・発信することができるようになっています。

このように、情報が何でも手に入る上に差別化の要因が少ない今、人々は「使いやすい」「わかりやすい」といった「体験」を重視するようになってきていると言われています。

「UX」と一緒に登場する言葉として「UI」があります。UIについても紹介しておきます。

「UI」とは、「User Interface」の略で、ユーザーと製品やサービスを繋ぐ接触面を指します。WebサイトやWebアプリケーションでは、PCやスマートフォンなど操作する画面に表示されるフォントやボタン、メニューといった、視覚でとらえることのできる情報全てが「UI」になります。

UXに関する問題

UX(User Experience)の説明として,最も適切なものはどれか。
 ア. 主に高齢者や障害者などを含め,できる限り多くの人が等しく利用しやすいように配慮したソフトウェア製品の設計
    イ. 顧客データの分析を基に顧客を識別し,コールセンタやインターネットなどのチャネルを用いて顧客との関係を深める手法
    ウ. 指定された条件の下で,利用者が効率よく利用できるソフトウェア製品の能力
    エ. 製品,システム,サービスなどの利用場面を想定したり,実際に利用したりすることによって得られる人の感じ方や反応

出典:令和2年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問18

◆確認問題の解答(エ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。

  • ア:「アクセシビリティ」の説明になります。
  • イ:「CRM(Customer Relationship Management)」の説明になります。
  • ウ:「ユーザビリティ(使用性)」の説明になります。
  • エ:正解です。「UX」の説明になります。
UX

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