「SEO」「デザイン思想」の解説
SEOとは?
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「SEO」とは、「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略であり、Googleなどの検索エンジンのキーワード検索結果において、特定のWebサイトが上位に表示されるようWebサイトの構成などを調整することです。
ここで、具体的な「SEO」対策の一例を説明します。
- 検索上位の表示を狙うキーワードを意識した文章を作成する
- Webサイトの更新頻度を増やす
- 良好なコンテンツページを増やす
- 外部のwebサイトからのリンクを増やす
- ページの表示速度を速くする
- ユーザビリティ・アクセシビリティに配慮した設計をする
上記のような「SEO」対策を実施する「メリット」を紹介します。
- 購買意欲の高いユーザを集客できる
- 集客力が高い
- 広告と比較して費用対効果が高い
- 掛けた労力を資産とすることが出来る
- 中長期的に流入を見込める
- ブランディング効果がでる
一方、「SEO」対策を実施した際の「デメリット」は以下の通りです。
- 成果が不確定で、SEO成果を出せる業者の選定が難しい
- SEOの成果が出るまでに時間がかかる
- 質の悪いユーザも集まる
SEOに関する問題
◆確認問題
SEOに関する説明として,最も適切なものはどれか。
出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問29
ア. SNSに立ち上げたコミュニティの参加者に,そのコミュニティの目的に合った検索結果を表示する。
イ. 自社のWebサイトのアクセスログを,検索エンジンを使って解析し,不正アクセスの有無をチェックする。
ウ. 利用者が検索エンジンを使ってキーワード検索を行ったときに,自社のWebサイトを検索結果の上位に表示させるよう工夫する。
エ. 利用者がどのような検索エンジンを望んでいるかを調査し,要望にあった検索エンジンを開発する。
◆確認問題の解答(ウ)、解説・・・各選択肢のプロセスは、次の通り。
- ア:「SNS検索」の説明です。
- イ:「ログ分析」の説明です。
- ウ:正解です。
- エ:「SEO」は、検索エンジンの開発は行いません。
デザイン思想とは?
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「デザイン思想」とは、デザインに必要な思想方法と手法を利用して、ビジネス上の課題・問題を解決するための考え方のことです。
「デザイン思想」は、顧客のニーズを起点として、顧客が本当に必要とする製品やサービスを企画・設計することを目的としています。既存の概念にとらわれずイノベーションを創出するデザイン手法として注目されています。
「デザイン思想」のプロセスは、「観察・共感」→「問題定義」→「アイディア抽出」→「プロトタイピング」→「検証」という5つのステップを踏むとされています。
デザイン思想に関する問題
◆確認問題
デザイン思考の例として,最も適切なものはどれか。
出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問30
ア. Webページのレイアウトなどを定義したスタイルシートを使用し,ホームページをデザインする。
イ. アプローチの中心は常に製品やサービスの利用者であり,利用者の本質的なニーズに基づき,製品やサービスをデザインする。
ウ. 業務の迅速化や効率化を図ることを目的に,業務プロセスを抜本的に再デザインする。
エ. データと手続を備えたオブジェクトの集まりとして捉え,情報システム全体をデザインする。
◆確認問題の解答(イ)、解説・・・各選択肢のプロセスは、次の通り。
- ア:「CSS (Cascading Style Sheets) 」の例です。
- イ:正解です。
- ウ:「BPR (Business Process Re-engineering) 」の例です。
- エ:「オブジェクト指向」の例です。
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