「QRコード」「SCM」の解説
QRコードとは?
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「QRコード」とは、 縦横に情報を持つマトリックス型の2次元コードのことです。そのため、格納できる情報量が多く、数字、英字、かな、漢字などの多言語データを格納できます。また、「QR」は「Quick Response」の略であり、「QRコード」は高速読み取りを可能としたコードでもあります。
「QRコード」は、1994年に自動車部品メーカである「デンソー」(愛知県)の開発部門(現在「デンソーウェーブ」)によって開発されました。トヨタ生産方式「カンバン」(ジャスト・イン・タイム生産システム)において、自動車部品工場や配送センター等での利用を念頭に開発されました。
ここで、「QRコード」を利用する上でのメリットを紹介します。
- 大容量のデータを収納できます。
- 小さなスペースで(コードの)表現が可能です。
- かな/漢字を効率よく表現することができます。
- 汚れや破損に強いです。(データの復元可能な「誤り訂正機能」を持っています。)
- 360度のどの方向からも読み取り可能です。
QRコードに関する問題
◆確認問題
情報を縦横2次元の図形パターンに保存するコードはどれか。
出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問4
ア. ASCII コード
イ. Gコード
ウ. JANコード
エ. QRコード
◆確認問題の解答(エ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。
- ア:「ASCIIコード」とは、アルファベット、数字、特殊文字及び制御文字を含む文字コードです。
- イ:「Gコード」とは、アナログテレビ放送において、チャンネルと放送時間を一意に指定するための最大8桁の文字列のことです。アナログテレビ時代、番組録画に使用されていたが、テレビのディジタル化に伴い電子番組表から指定するようになったため、現在ではほぼ利用されていません。
- ウ:「JANコード」とは、日本で最も普及している商品識別コード(バーコード規格)のことです。「JANコード」は、13桁と8桁のパターンがあります。
- エ:正解です。
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