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「IoTデバイス」の解説

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IoTデバイスとは?

「センサー」とは、ある対象の情報を収集し、機械が取り扱うことのできる信号に置き換える素子や装置のことです。

「IoTゲートウェイ」とは、IoTにおいて、端末とインターネットを介した遠隔のサーバがデータのやりとりをする際、中継する役割を担うルータのような機能を備えた機器のことです。

「アクチュエータ」とは、入力されたエネルギーもしくはコンピュータが出力した電気信号を、物理的運動に変換する、機械・電気回路を構成する機械要素で、能動的に作動または駆動する装置のことです。

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「IoT(Internet of Things)デバイス」とは、インターネットに繋がっている機器のことです。

「IoT デバイス」は、「センサ」と「アクチュエータ」等から構成されています。「センサ」では、制御対象の状態(温度、圧力、光・・・)を検出し送信する機器のことです。一方、「アクチュエータ」では、センサに検出された状態に応じ物理的・機械的な動作をする機器のことです。

IoTデバイスの例として、インターネットにつながったクーラーを考えてみます。

クーラーのセンサで、現在の室温を検出し、IoT ゲートウェイを経由しサーバに送ります。なお、「IoT ゲートウェイ」は、IoTとインターネットの通信プロトコル(ルール)の違いを変換する機器のことになります。

サーバはセンサから送られてきた情報を元に制御命令を出します。例えば、現在の室温が36度で暑いため、「設定温度を28度に下げ、風速を強く」といった制御命令を出します。

この命令に対し、アクチュエータが機械的・物理的な動作を実行します。

このように、IoT デバイスは、状態を検出するセンサと命令を実行するアクチュエータによって構成されています。

IoT デバイス に関する問題

水田の水位を計測することによって,水田の水門を自動的に開閉するIoTシステムがある。図中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。

出典:令和4年度  ITパスポート試験公開問題 問97

◆確認問題の解答(エ)、解説・・・解説は、次の通り。

設問では、「IoTデバイス」と「IoTサーバ」が直接通信しているため、「IoTゲートウェイ」は登場しません。水田の水位を計測している空欄( a )が「センサ」、IoTサーバからの指示で水田の水門を開閉する空欄( b )が「アクチュエータ」になります。

よって、適切な組合せは「エ」になります。

IoTデバイス

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