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SSD とは?
「SSD」とは、Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略であり、内蔵してある半導体素子メモリ(フラッシュメモリ)によってデータの読み書きを行う記憶装置(ストレージ)のことです。
「SSD」は、「HDD」と同様にデータを保存するためのものですが、物理的に駆動する部品はありません。大容量のデータを保存する媒体として、長年「HDD」が使われてきましたが、近年は「SSD」の大容量化が進んできて、使われる機会も増えてきています。
「HDD」は、Hard Disk Drive(ハードディスクドライブ)の略であり、データやプログラムなどを電磁的に書き込んだり読み出したりする記憶装置のことです。HDDの中には、プラッタと呼ばれる磁性体が塗られた円盤(磁気ディスク)が複数枚入っています。高速回転するプラッタに、磁気ヘッドと呼ばれる部品を近づけ、データの書き込み・読み出しを行うのが、HDDでデータを保存する仕組みになります。データを保存できる容量の大きいものが多く、従来は広く使われていました。
ここで、SSDとHDDのメリット・デメリットを紹介します。
メリット | デメリット | |
SSD | 衝撃による故障リスクが低い読み書きの速度が非常に速い動作音が静かサイズが小さく軽いスティック型などデザインの自由度が高い | 最大容量が少ない大容量になると容量単価が高い |
HDD | 最大容量が多い容量に対して価格が安い | 衝撃による故障リスクが高いランダムアクセス(容量の小さなファイルを複数同時に扱うこと)が非常に遅い動作音や振動が発生する |
SSDに関する問題(令和4年問84)
IoT機器の記録装置としても用いられ,記録媒体が半導体でできており物理的な駆動機構をもたないので,HDDと比較して低消費電力で耐衝撃性も高いものはどれか。
ア. DRM
イ. DVD
ウ. HDMI
エ. SSD
出典:令和4年度 ITパスポート試験公開問題 問84
正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!
ア. DRM
不正解です。
イ. DVD
不正解です。
ウ. HDMI
不正解です。
エ. SSD
正解です。
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