「QRコード」「SCM」の解説

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QRコードとは?

「QRコード」とは、 縦横に情報を持つマトリックス型の2次元コードのことです。そのため、格納できる情報量が多く、数字、英字、かな、漢字などの多言語データを格納できます。また、「QR」は「Quick Response」の略であり、「QRコード」は高速読み取りを可能としたコードでもあります。

「QRコード」は、1994年に自動車部品メーカである「デンソー」(愛知県)の開発部門(現在「デンソーウェーブ」)によって開発されました。トヨタ生産方式「カンバン」(ジャスト・イン・タイム生産システム)において、自動車部品工場や配送センター等での利用を念頭に開発されました。

ここで、「QRコード」を利用する上でのメリットを紹介します。

  • 大容量のデータを収納できます。
  • 小さなスペースで(コードの)表現が可能です。
  • かな/漢字を効率よく表現することができます。
  • 汚れや破損に強いです。(データの復元可能な「誤り訂正機能」を持っています。)
  • 360度のどの方向からも読み取り可能です。

QRコードに関する問題(令和元年問4)

◆確認問題

情報を縦横2次元の図形パターンに保存するコードはどれか。
 ア.  ASCII コード
 イ.  Gコード
   ウ.  JANコード
   エ.  QRコード

出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問4

正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!

ア.  ASCII コード

不正解です。

イ.  Gコード

不正解です。

ウ.  JANコード

不正解です。

エ.  QRコード

正解です。

SCMとは?

「SCM」とは、「Supply Chain Management(供給連鎖管理)」の略であり、材料/部品の調達から、製造、流通、販売までといった連鎖的に繋がっているサプライチェーン(供給の連鎖)全体を最適化することで、企業としての利益を最大化していくという概念のことです。

「SCM」では、「サプライヤー」「メーカー」「物流」「卸売」「小売」の関係性を一つ一つを最適化するのではなく、「サプライチェーン」全体を統括して最適化を図ります。

「SCM」を考える上で、需要予測が非常に重要とされています。需要予測が適切にできないと、在庫管理が適正化されず経営を圧迫されます。「サプライチェーン」全体で需要予測に関する情報共有を行うことで、過剰在庫を防ぐことが出来ます。

SCMに関する問題(令和元年問5)

◆確認問題

材料調達から商品販売までの流れを一括管理して, 供給の最適化を目指すシステムはどれか。
    ア. ASP
    イ. CRM
    ウ. ERP
    エ. SCM

出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問5

正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!

ア. ASP

不正解です。

イ. CRM

不正解です。

ウ. ERP

不正解です。

エ. SCM

正解です。

SCM

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