「不正アクセス禁止法」「APIエコノミー」の解説

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不正アクセス禁止法とは?

「不正アクセス禁止法」とは、インターネットなどを通して、コンピュータ(スマートフォン)ネットワークなどの通信において、不正アクセス行為の規制と、その不正アクセス行為を助長する行為を規制する法律です。(1999年8月13日に公布、2000年2月13日に施行されました。)

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不正アクセス禁止法に関する問題(令和3年 問30)

情報の取扱いに関する不適切な行為a~cのうち,不正アクセス禁止法で定められている禁止行為に該当するものだけを全て挙げたものはどれか。
    a. オフィス内で拾った手帳に記載されていた他人の利用者IDとパスワードを無断で使って,自社のサーバにネットワークを介してログインし,格納されていた人事評価情報を閲覧した。
    b. 同僚が席を離れたときに,同僚のPCの画面に表示されていた,自分にはアクセスする権限のない人事評価情報を閲覧した。
    c. 部門の保管庫に保管されていた人事評価情報が入ったUSBメモリを上司に無断で持ち出し,自分のPCで人事評価情報を閲覧した。
  ア.  a     イ.  a,b   ウ.  a,b,c    エ.  b,c

出典:令和3年度 春期 ITパスポート試験公開問題 問30

正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!

ア.

正解です。

イ.

不正解です。

ウ.

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APIエコノミーとは?

「APIエコノミー」とは、API公開によって自社だけでなく、他社のサービスも活用して広がっていく商圏(経済圏)のことです。APIがビジネスとビジネスをつなぎ、企業同士がお互いの強みを利用して、新たな価値を創出する動きが活発になってきています。

そもそも「API」とは?

「API(Application Programing Interface)」とは、あるソフトウェアから別のソフトウェアの「機能」を呼び出す仕組みを指すものになります。APIの例として、「Google map」をあげることができます。近年、APIはビジネスを広げるために活用されてきており、APIを公開する企業や政府もグローバルで増えています。

「APIエコノミー」の例

ここで、APIエコノミーの実例を紹介します。スマホアプリで配車手配ができるサービス「Uber」は、他社のアプリに配車手配ボタンを追加できるAPI(Application Programing Interface)を公開しました。店舗・プレースポットを検索する「Foursquare」は、それを利用し、場所を指定しなくても自前のアプリの位置情報を使って「Uber」を呼び出す機能を提供しています。

各サービスが強みとする機能を利用し合い、自前だけでは容易に実現できない価値を生み出すために、自分たちが提供するサービス機能を他のサービスからでもインターネットを介して利用できるようにしたのが「API」になります。

「API」提供企業は、他社が利用することで、サービス提供範囲が広がり、新規顧客が獲得できるようになります。利用企業も魅力的な機能を自前で開発しなくても、すぐに自社サービスに組み込めるようになります。このようなAPIをお互いに利用できるエコシステムを「APIエコノミー」と呼んでいます。

APIエコノミーに関する問題(令和3年 問31)

APIエコノミーに関する記述として,最も適切なものはどれか。
 ア.   インターネットを通じて,様々な事業者が提供するサービスを連携させて,より付加価値の高いサービスを提供する仕組み
    イ.  著作権者がインターネットなどを通じて,ソフトウェアのソースコードを無料公開する仕組み
    ウ.  定型的な事務作業などを,ソフトウェアロボットを活用して効率化する仕組み
    エ.   複数のシステムで取引履歴を分散管理する仕組み

出典:令和3年度 春期 ITパスポート試験公開問題 問31

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不正解です。

APIエコノミー

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