「技術ロードマップ」の解説 〜 ITパスポート R6年 問17 〜

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技術ロードマップとは、 研究開発や技術が今後進むべき方向性を示したもの。国家レベルでは、NEDOが作成している技術戦略ロードマップなどがあります。また、各企業や研究機関が独自で作成するケースも多いです。

目次

技術ロードマップとは?

はい、皆さんこんにちは!ITパスポート試験対策講座、今回は「技術ロードマップ」について解説していきます。

技術ロードマップ… また聞き慣れない言葉が出てきました。

そうですね。技術ロードマップは、将来の技術開発導入計画視覚的に表現したものです。

計画を視覚的に表現するんですか?

はい。例えば、ある製品の新機能改善点などを、時間軸に沿ってで示すことができます。

なるほど!将来の計画を見える化するんですね!

その通りです。技術ロードマップは、技術製品サービス市場などの関係性時間軸に沿った目標達成手段などをで示します。

技術ロードマップを作る目的は何ですか?

技術ロードマップを作る目的は、主に以下の4点です。
技術開発の方向性を示す
関係者間の共通認識を醸成する
資源配分の効率化を図る
競争力を強化する

たくさんの目的があるんですね!

はい。技術ロードマップは、企業や業界全体の戦略策定において、非常に重要な役割を果たします。

技術ロードマップにはどんな種類があるんですか?

技術ロードマップには、様々な種類がありますが、代表的なものとしては、業界技術ロードマップ企業技術ロードマップ製品技術ロードマップなどがあります。

それぞれどんなものなんですか?

業界技術ロードマップは、業界全体技術開発方向性を示すロードマップです。経済産業省などが作成しており、業界の課題将来展望などがまとめられています。

なるほど。

企業技術ロードマップは、個々の企業技術開発計画を示すロードマップです。経営戦略に基づいて作成され、具体的な目標達成手段などが盛り込まれます。

企業ごとに作るんですね。

はい。製品技術ロードマップは、個々の製品技術開発計画を示すロードマップです。製品のライフサイクルに合わせて作成され、新機能改善点などが示されます。

色々な種類があるんですね。

そうですね。技術ロードマップは、企業の規模業種製品などによって、様々な形で作成されます。

技術ロードマップを作るのは大変ですか?

はい。技術ロードマップを作成するには、目標設定現状分析技術予測戦略策定など、様々なステップを踏む必要があります。

色々なことを考えないといけないんですね。

そうですね。技術ロードマップは、将来を見据えて長期的な視点で作成する必要があります。

技術ロードマップは、どんな場面で活用されるんですか?

技術ロードマップは、研究開発新規事業経営戦略など、様々な場面で活用されます。

なるほど。

技術ロードマップは、企業の成長を支える重要なツールと言えるでしょう。

技術ロードマップについてよく分かりました!

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技術ロードマップの概要

技術ロードマップの意味

技術ロードマップとは、将来の技術開発導入計画視覚的に表現したものです。技術製品サービス市場などの関係性時間軸に沿った目標達成手段などをで示します。

技術ロードマップの目的

技術ロードマップの主な目的は以下の通りです。

  • 技術開発の方向性を示す
  • 関係者間の共通認識を醸成する
  • 資源配分効率化を図る
  • 競争力を強化する

技術ロードマップの種類

技術ロードマップには、様々な種類があります。ここでは、ITパスポート試験で問われることの多い3つの種類について解説します。

業界技術ロードマップ

業界技術ロードマップとは、業界全体技術開発方向性を示すロードマップです。経済産業省などが作成しており、業界の課題将来展望などがまとめられています。

企業技術ロードマップ

企業技術ロードマップとは、個々の企業技術開発計画を示すロードマップです。経営戦略に基づいて作成され、具体的な目標達成手段などが盛り込まれます。

製品技術ロードマップ

製品技術ロードマップとは、個々の製品技術開発計画を示すロードマップです。製品のライフサイクルに合わせて作成され、新機能改善点などが示されます。

技術ロードマップの作成ステップ

技術ロードマップは、以下のステップで作成されます。

STEP
目標設定

将来のビジョン達成したい目標を明確にします。

STEP
現状分析

現在の技術レベル競合他社の動向などを分析します。

STEP
技術予測

将来の技術動向市場ニーズなどを予測します。

STEP
戦略策定

目標達成のための具体的な戦略を策定します。

STEP
ロードマップ作成

目標現状予測戦略などをで表現します。

技術ロードマップの活用事例

技術ロードマップは、様々な場面で活用されています。ここでは、ITパスポート試験で問われることの多い活用事例を3つご紹介します。

1. 研究開発

技術ロードマップは、研究開発方向性を示す指針として活用されます。

2. 新規事業

技術ロードマップは、新規事業立ち上げ推進に活用されます。

3. 経営戦略

技術ロードマップは、経営戦略策定実行に活用されます。

技術ロードマップに関する問題(令和6年問17)

技術開発戦略において作成されるロードマップを説明しているものはどれか。

 ア.  技術の競争力レベルと技術のライフサイクルを2軸としたマトリックス上に、自社の技術や新しい技術をプロットする。

    イ.  研究開発への投資とその成果を2軸とした座標上に、技術の成長過程をグラフ化し、旧技術から新技術への転換状況を表す。

    ウ.  市場面からの有望度と技術面からの有望度を2軸としたマトリックス上に、技術開発プロジェクトをプロットする。

    エ.  横軸に時間、縦軸に市場、商品、技術などを示し、研究開発成果の商品化、事業化の方向性をそれらの要素間の関係で表す。

出典:令和6年度 ITパスポート試験公開問題 問17

正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!

ア.  技術の競争力レベルと技術のライフサイクルを2軸としたマトリックス上に、自社の技術や新しい技術をプロットする。

不正解です。ポートフォリオのことです。

イ.  研究開発への投資とその成果を2軸とした座標上に、技術の成長過程をグラフ化し、旧技術から新技術への転換状況を表す。

不正解です。Sカーブのことです。

ウ.  市場面からの有望度と技術面からの有望度を2軸としたマトリックス上に、技術開発プロジェクトをプロットする。

不正解です。市場マトリクスのことです。

エ.  横軸に時間、縦軸に市場、商品、技術などを示し、研究開発成果の商品化、事業化の方向性をそれらの要素間の関係で表す。

正解です。

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