「BYOD」「技術ロードマップ」の解説

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BYODとは?

「BYOD」とは、「Bring Your Own Device(私物デバイスの活用)」の略であり、社員個人が所有しているスマートフォン・タブレット・ノートパソコンなどの端末を企業内に持ち込み、業務に活用する仕組みのことです。

ここで、BYODの主なメリット、デメリットを紹介していきます。まず、主なBYODのメリットは以下の通りです。

  • 業務効率化:隙間時間の活用、客先へのレスポンス向上
  • コスト負担:通信コスト、端末コスト、移動コスト削減
  • ワークスタイル変革:テレワークの推進

主なBYODのデメリットは、以下の通りです。

  • 労働時間の増加:自宅作業も含め、見えない残業の把握が困難
  • 運用コスト増加:問合せ業務の負担増加、端末管理業務の負担増加
  • セキュリティリスクの増大:端末紛失のリスク、通信経路が増えることでのリスク

BYODに関する問題(平成30年秋 問30)

◆確認問題

BYODの説明として,適切なものはどれか。
 ア.  企業などにおいて,従業員が私物の情報端末を自社のネットワークに接続するなどして,業務で利用できるようにすること
    イ.  業務プロセスを抜本的に改革し,ITを駆使して業務の処理能力とコスト効率を高めること
    ウ.  事故や災害が発生した場合でも,安定的に業務を遂行できるようにするための事業継続計画のこと
    エ.  自社の業務プロセスの一部を,子会社や外部の専門的な企業に委託し,業務の効率化を図ること

出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問30

正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!

ア.  企業などにおいて,従業員が私物の情報端末を自社のネットワークに接続するなどして,業務で利用できるようにすること

正解です。

イ.  業務プロセスを抜本的に改革し,ITを駆使して業務の処理能力とコスト効率を高めること

不正解です。

ウ.  事故や災害が発生した場合でも,安定的に業務を遂行できるようにするための事業継続計画のこと

不正解です。

エ.  自社の業務プロセスの一部を,子会社や外部の専門的な企業に委託し,業務の効率化を図ること

不正解です。

技術ロードマップとは?

「技術ロードマップ」とは、 研究開発や技術が今後進むべき方向性を示したものです。国家レベル では、NEDOが作成している技術戦略ロードマップなどがあります。また、各企業や研究機関が独自で作成するケースも多いです。

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「技術ロードマップ」は、縦軸に対象の「技術」・「製品」・「サービス」・「市場」、横軸に「時間の経過」をとり、将来的な展望や進展の目標を時系列で表した表になります。技術開発の関係者が、将来の技術について、科学的な裏付けのもとに策定され、研究者・技術者にとって、研究開発の指針となる重要な役割を果たします。

技術ロードマップに関する問題(平成30年秋 問31)

◆確認問題

記述a~cのうち,技術戦略に基づいて,技術開発計画を進めるときなどに用いられる技術ロードマップの特徴として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
a. 技術者の短期的な業績管理に向いている。
b. 時間軸を考慮した技術投資の予算及び人材配分の計画がしやすい。
c. 創造性に重きを置いて,時間軸は余り考慮しない。
 ア. a
    イ. a, b
    ウ. a, b, c
    エ. b

出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問31

正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!

ア. a

不正解です。

イ. a, b

不正解です。

ウ. a, b, c

不正解です。

エ. b

正解です。


技術ロードマップ

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