OSSとは?
「OSS」とは、「Open Source Software」の略であり、ソースコードが無償で公開され、改変や再配布が自由に認められているソフトウェアのことです。
OSSに関する問題(令和2年秋 問96)
OSS(Open Source Software)に関する記述として,適切なものはどれか。
出典:令和2年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問96
ア. 製品によっては,企業の社員が業務として開発に参加している。
イ. ソースコードだけが公開されており,実行形式での配布は禁じられている。
ウ. どの製品も,ISOで定められたオープンソースライセンスによって同じ条件で提供されている。
エ. ビジネス用途での利用は禁じられている。
正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!
ア. 製品によっては,企業の社員が業務として開発に参加している。
正解です。
イ. ソースコードだけが公開されており,実行形式での配布は禁じられている。
不正解です。
ウ. どの製品も,ISOで定められたオープンソースライセンスによって同じ条件で提供されている。
不正解です。
エ. ビジネス用途での利用は禁じられている。
不正解です。
通信規格とは?
「BLE」とは、「Bluetooth Low Energy」の略であり、近距離無線通信技術Bluetoothの拡張仕様の一つで、極低電力で通信が通信モードのことです。
BLEは、2010年7月に発表されたBluetooth 4.0規格の一部として策定されました。免許なく利用できる2.4GHz帯の電波を用い、最大1Mbpsの通信が可能です。対応チップは、従来の1/3程度の電力で動作することができ、ボタン電池一つで数年稼働することができると言われています。
なお、BLEは、各種のセンサーや体に身につける小型の装置などでの利用が見込まれています。
「ZigBee」とは、センサーネットワークを主目的とする近距離無線通信規格の一つであり、転送可能距離が短く転送速度も非常に低速である代わりに、安価で消費電力が少ないという特徴を持つ通信規格のことです。
そのため、ZigBeeでは、電池駆動可能な超小型機器への実装に向いています。基礎部分の仕様はIEEE 802.15.4として規格化されています。論理層以上の機器間の通信プロトコルについては「ZigBeeアライアンス」が仕様の策定を行っています。
なお、ZigBeeの名称は、ミツバチ(Bee)がジグザグに飛び回る行動にちなんで名付けられました。
「PLC」とは、「Power Line Communications」の略であり、電力線に通信用信号を重畳して伝送させ、電力線を通信路として使用する技術のことです。
PLCには、通信方式によって「低速」と「高速」があります。それぞれの使用周波数は、日本国内においては、電波法、海外においては、各国の通信規格で規定されています。
通信規格に関する問題(令和2年秋 問98)
IoTエリアネットワークの構築に当たり,①~③の通信規格の使用を検討している。これらの通信規格を有線と無線に分類したとき,無線ネットワークに分類されるものだけを全て挙げたものはどれか。
出典:令和2年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問98
① BLE
② PLC
③ ZigBee
ア. ①, ②
イ. ①, ②, ③
ウ. ①, ③
エ. ②, ③
正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!
ア. ①, ②
不正解です。
イ. ①, ②, ③
不正解です。
ウ. ①, ③
正解です。
エ. ②, ③
不正解です。
コメント