標準化とは?
「標準化」とは、業務や製品などで、規格・仕様・形式などについて、標準を決めることで、統一化することです。なお、代表的な標準規格を定めている団体(標準化団体)として、「ISO(国際標準化機構)」「IEC(国際電気標準会議)」「JIS(日本産業化規格)」「JISC(日本産業標準調査会)」などが、あげられます。
標準化に関する問題(令和2年秋 問5)
製造業における標準化の事例として,最も適切なものはどれか。
出典:令和2年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問5
ア. 作業負荷の均衡を図り,かつ,前工程から引き取る部品の種類と量を平準化した。
イ. 生産活動を合理化するために,製造に必要な部品や手順を統一した。
ウ. 生産管理プログラムの実行速度を向上させるために,最適なアルゴリズムを選択した。
エ. 製品の種類の削減や作業内容の見直しを通じて,生産計画,生産工程,作業方法を簡素化した。
正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!
ア. 作業負荷の均衡を図り,かつ,前工程から引き取る部品の種類と量を平準化した。
不正解です。
イ. 生産活動を合理化するために,製造に必要な部品や手順を統一した。
正解です。
ウ. 生産管理プログラムの実行速度を向上させるために,最適なアルゴリズムを選択した。
不正解です。
エ. 製品の種類の削減や作業内容の見直しを通じて,生産計画,生産工程,作業方法を簡素化した。
不正解です。
バランススコアカード(BSC)とは?
「バランススコアカード(BSC : Balanced Score card)」とは、企業や組織において、財務数値に表せられる業績のみで評価するのではなく、ビジョン(将来の構想)と戦略を4つの視点(「財務」「顧客」「業務プロセス」「学習と成長」)から、業績評価をする手法です。
バランススコアカードに関する問題(令和2年秋 問6)
BSC(Balanced Score card)に関する記述として,適切なものはどれか。
出典:令和2年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問6
ア. 企業や組織のビジョンと戦略を,四つの視点(“財務の視点”,”顧客の視点”,”業務プロセスの視点”,”成長と学習の視点”)から具体的な行動へと変換して計画・管理し,戦略の立案と実行・評価を支援するための経営管理手法である。
イ. 製品やサービスを顧客に提供するという企業活動を,調達,開発,製造,販売,サービスといったそれぞれの業務が,一連の流れの中で順次,価値とコストを付加・蓄積していくものと捉え,この連鎖的活動によって顧客に向けた最終的な”価値”が生み出されるとする考え方のことである。
ウ. 多種類の製品を生産・販売したり,複数の事業を行ったりしている企業が,戦略的観点から経営資源の配分が最も効率的・効果的となる製品・事業相互の組合せを決定するための経営分析手法のことである。
エ. 目標を達成するために意思決定を行う組織や個人の,プロジェクトやベンチャービジネスなどにおける,強み,弱み,機会,脅威を評価するのに用いられる経営戦略手法のことである。
正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!
ア. 企業や組織のビジョンと戦略を,四つの視点(“財務の視点”,”顧客の視点”,”業務プロセスの視点”,”成長と学習の視点”)から具体的な行動へと変換して計画・管理し,戦略の立案と実行・評価を支援するための経営管理手法である。
正解です。
イ. 製品やサービスを顧客に提供するという企業活動を,調達,開発,製造,販売,サービスといったそれぞれの業務が,一連の流れの中で順次,価値とコストを付加・蓄積していくものと捉え,この連鎖的活動によって顧客に向けた最終的な”価値”が生み出されるとする考え方のことである。
不正解です。
ウ. 多種類の製品を生産・販売したり,複数の事業を行ったりしている企業が,戦略的観点から経営資源の配分が最も効率的・効果的となる製品・事業相互の組合せを決定するための経営分析手法のことである。
不正解です。
エ. 目標を達成するために意思決定を行う組織や個人の,プロジェクトやベンチャービジネスなどにおける,強み,弱み,機会,脅威を評価するのに用いられる経営戦略手法のことである。
不正解です。
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