「ベンチャーキャピタル」の解説 〜 ITパスポート R6年 問5 〜

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ベンチャーキャピタル(VC)とは、高い成長が見込まれる未上場のスタートアップ企業やベンチャー企業に対して、資金を提供する投資会社や投資ファンドのことです。

目次

ベンチャーキャピタルとは?

起業って知ってる?

えっ?会社を始めることですか?

その通り!会社を立ち上げて新しいビジネスを始めることを起業っていうんだ。 で、今日は起業と深く関わる「ベンチャーキャピタル」について勉強してみましょう!

ベンチャー…、なんか難しそうな言葉ですね…

うん、確かにちょっと難しいかもしれないね。 でも、実はみんながよく知ってるサービスや会社にも、ベンチャーキャピタルが関わっていることが多いんだよ。

えー、そうなんですか?

例えば、みんなが使ってるスマホのアプリとか、人気のオンラインゲームとか。 そういう新しいサービスや商品を作る会社にお金を出すのが、ベンチャーキャピタルの役割なんだ。

へぇー。でも、なんでそんなことするんですか?

いい質問だね!ベンチャーキャピタルは、将来大きく成長しそうな会社を見つけて、 そこにお金を出すことで、自分も一緒に儲けようとしているんだ。

なるほどー。でも、失敗したらどうするんですか?

それは、もちろんリスクもあるよね。 でも、ベンチャーキャピタルは、たくさんの会社にお金を出すから、 いくつか成功すれば、全体として利益が出るように考えているんだ。

じゃあ、ベンチャーキャピタルの人って、すごい目利きなんですね!

そうそう!将来性のある会社を見つけるのは、とても難しいことなんだ。 だから、ベンチャーキャピタルの人は、色々な知識や経験を持った人が多いんだよ。

ベンチャーキャピタルのおかげで、新しいサービスや商品が生まれるんですね!

その通り!ベンチャーキャピタルは、新しいビジネスを育てることで、 経済を活性化させる役割も担っているんだ。

ベンチャーキャピタルの概要

ベンチャーキャピタル(VC)とは、高い成長が見込まれる未上場のスタートアップ企業やベンチャー企業に対して、資金を提供する投資会社や投資ファンドのことです。

VCは、単に資金を提供するだけでなく、経営ノウハウや人脈を提供するなど、投資先企業の成長を積極的に支援します。そして、投資先企業が株式公開(IPO)やM&Aなどによって成功した場合に、株式を売却することで投資資金を回収し、利益を得ることを目的としています。

ベンチャーキャピタルの特徴

  • ハイリスク・ハイリターン: 成長初期の企業に投資するため、リスクは高いですが、成功すれば大きなリターンが期待できます。
  • 資金提供 + 経営支援: 資金提供だけでなく、経営ノウハウや人脈を提供するなど、投資先企業の成長を積極的に支援します。
  • 投資期間: 通常、数年から10年程度の長期間にわたって投資を行います。

ITパスポート試験の出題ポイント

ITパスポート試験では、ベンチャーキャピタルに関する以下の内容が出題される可能性があります。

  • ベンチャーキャピタルの定義と役割: ベンチャーキャピタルの基本的な概念を理解しているか。スタートアップ企業や経済全体における役割を説明できるか。
  • 投資対象: どのような企業に投資を行うのか、その特徴を理解しているか。
  • 投資プロセス: 投資の検討から資金回収までの流れを理解しているか。
  • 関連用語: IPO、M&A、デューデリジェンスなど、ベンチャーキャピタルに関連する用語を理解しているか。
  • ベンチャーキャピタルと他の資金調達方法との違い: 銀行融資や株式公開など、他の資金調達方法との違いを理解しているか。

ベンチャーキャピタルの投資プロセス

ベンチャーキャピタルの投資プロセスは、一般的に以下の段階を経て進められます。

STEP
ソーシング:

投資候補となる企業を発掘します。業界イベントへの参加、起業家とのネットワーク構築、紹介などを通じて有望なスタートアップ企業を探します。

STEP
スクリーニング:

投資候補企業の中から、事業計画や経営陣などを評価し、投資に値する企業を選別します。市場規模、競争優位性、成長性などを分析します。

STEP
デューデリジェンス:

投資候補企業の財務状況、法務状況、事業内容などを詳細に調査します。会計士や弁護士などの専門家を活用して、リスクを評価します。

STEP
投資:

投資条件などを交渉し、投資を実行します。出資比率や株式の種類、経営への関与などについて合意します。

STEP
バリューアップ:

投資先企業の成長を支援するため、経営アドバイス、人材紹介、事業提携などのサポートを行います。取締役会への参加や経営会議への出席などを通じて、経営に積極的に関与する場合もあります。

STEP
エグジット:

IPOやM&Aなどを通じて、株式を売却し、投資資金を回収します。投資先企業の成長に伴い、株式価値が上昇することで利益を得ます。

ベンチャーキャピタルの種類と特徴

ベンチャーキャピタルには、様々な種類があります。

  • 独立系VC: 特定の企業グループに属さない、独立したベンチャーキャピタルです。幅広い業界に投資を行うことが多く、投資判断の自由度が高いのが特徴です。
  • 事業会社系VC: 大企業などが、新規事業の創出やオープンイノベーションを目的として設立したベンチャーキャピタルです。自社の事業とのシナジー効果が見込める企業に投資することが多く、技術やノウハウの提供など、より密接な関係を築くことができます。
  • 金融機関系VC: 銀行や証券会社などが設立したベンチャーキャピタルです。金融機関としてのネットワークやノウハウを活かした投資活動を行います。

関連するIT用語

ベンチャーキャピタルと関連性の高いIT用語をいくつか紹介します。

IPO (Initial Public Offering):

未上場企業が、証券取引所に株式を上場すること。株式を公開することで、資金調達や知名度向上などのメリットがあります。

M&A (Mergers and Acquisitions):

企業の合併や買収のこと。企業規模の拡大、事業の多角化、技術の獲得などを目的として行われます。

デューデリジェンス:

投資やM&Aを行う前に、対象企業の財務状況や法務状況などを調査すること。投資判断の重要な要素となります。

エンジェル投資家:

個人でスタートアップ企業に投資を行う人。起業初期段階の資金調達を支援する役割を担います。

シード funding:

事業の立ち上げ段階における資金調達。アイデアを形にするための資金を調達します。

ベンチャーキャピタルに関する問題(令和6年問5)

ベンチャーキャピタルに関する記述として、最も適切なものはどれか。

 ア.   新しい技術の獲得や、規模の経済性の追求などを目的に、他の企業と共同出資会社を設立する手法

    イ.  株式売却による利益獲得などを目的に、新しい製品やサービスを武器に市場に参入しようとする企業に対して出資などを行う企業

    ウ.  新サービスや技術革新などの創出を目的に、国や学術機関、他の企業など外部の組織と共創関係を結び、積極的に技術や資源を交換し、自社に取り込む手法

    エ.  特定された課題の解決を目的に、一定の期間を定めて企業内に立ち上げられ、構成員を関連部門から招集し、目的が達成された時点で解散する組織

出典:令和6年度 ITパスポート試験公開問題 問5

正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!

ア.   新しい技術の獲得や、規模の経済性の追求などを目的に、他の企業と共同出資会社を設立する手法

不正解です。ジョイントベンチャー(合弁事業)のことです。

イ.  株式売却による利益獲得などを目的に、新しい製品やサービスを武器に市場に参入しようとする企業に対して出資などを行う企業

正解です。

ウ.  新サービスや技術革新などの創出を目的に、国や学術機関、他の企業など外部の組織と共創関係を結び、積極的に技術や資源を交換し、自社に取り込む手法

不正解です。オープンイノベーションのことです。

エ.  特定された課題の解決を目的に、一定の期間を定めて企業内に立ち上げられ、構成員を関連部門から招集し、目的が達成された時点で解散する組織

不正解です。タスクフォースのことです。

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