デバイスドライバとは?
「デバイスドライバ」とは、 OS(オペレーティングシステム)が標準でサポートしていないコンピュータ内部に装着された装置や、外部に接続した機器などのハードウェアを制御、操作するためのソフトウェアのことです。なお、単にドライバと呼ばれることもあります。
「デバイスドライバ」は、OSがハードウェアを制御するためのプログラムのことで、利用者が直接操作することはほとんどなく、多くの場合、OSに組み込まれていて、その機能の一部として利用できます。
OSや各プログラムは、定められた手順で「デバイスドライバ」に処理を依頼することで、それぞれが個別のハードウェアの制御仕様に直接対応する必要がなくなり、機種の違いに依らず同じ機能は同じ手順で利用できます。
デバイスドライバに関する問題(令和元年問58)
◆確認問題
PCの周辺装置を利用可能にするためのデバイスドライバに関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問58
ア. AHDDを初期化してOSを再インストールした場合,OSとは別にインストールしていたデバイスドライバは再インストールする必要がある。
イ. 新しいアプリケーションソフトウェアをインストールした場合,そのソフトウェアが使用する全てのデバイスドライバを再インストールする必要がある。
ウ. 不要になったデバイスドライバであっても,一度インストールしたデバイスドライバを利用者が削除することはできない。
エ. プリンタのデバイスドライバを一つだけインストールしていれば,メーカや機種を問わず全てのプリンタが使用できる。
正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!
ア. AHDDを初期化してOSを再インストールした場合,OSとは別にインストールしていたデバイスドライバは再インストールする必要がある。
正解です。
イ. 新しいアプリケーションソフトウェアをインストールした場合,そのソフトウェアが使用する全てのデバイスドライバを再インストールする必要がある。
不正解です。
ウ. 不要になったデバイスドライバであっても,一度インストールしたデバイスドライバを利用者が削除することはできない。
不正解です。
エ. プリンタのデバイスドライバを一つだけインストールしていれば,メーカや機種を問わず全てのプリンタが使用できる。
不正解です。
ブロックチェーンとは?
「ブロックチェーン」とは、分散型台帳技術(DLT)又は、分散型ネットワークのことであり、ビットコインの中核技術を原型とするデータベースのことです。
また、「従来のシステム」は、特定の主体が、認証や介入などの関与を行い、取引内容の信頼性は、管理者によって担保される仕組みです。「ブロックチェーン」は、そのネットワークの参加者全員が、同じデータを共有する分散型台帳の構造で、データの確定にあたり、参加者全員がそのデータの正しさを検証し、認証する作業を行います。
「ブロックチェーン」は、「ブロック」と呼ばれる幾つかの取引データをまとめた単位を、ハッシュ関数で鎖のように繋ぐことで、台帳を形成し、「P2Pネットワーク」で管理する技術です。
「ブロックチェーン」は、仮想通貨(暗号通貨)の基盤技術として有名ですが、その他の多くの分野に適用可能な技術でもあるため、金融分野や流通分野、スマートコントラクト(自動契約)などに応用されることが期待されてます。
「ブロックチェーン」の強みとして、以下の3点が挙げられます。
- 不正取引・改竄ができない
- 分散管理なので障害に強い
- 運用コストが安い
ブロックチェーンに関する問題(令和元年問59)
◆確認問題
複数の取引記録をまとめたデータを順次作成するときに,そのデータに直前のデータのハッシュ値を埋め込むことによって,データを相互に関連付け,取引記録を矛盾なく改ざんすることを困難にすることで,データの信頼性を高める技術はどれか。
出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問59
ア. LPWA
イ. SDN
ウ. エッジコンピューティング
エ.ブロックチェーン
正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!
ア. LPWA
不正解です。
イ. SDN
不正解です。
ウ. エッジコンピューティング
不正解です。
エ.ブロックチェーン
正解です。
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