東京都庭園美術館では、2024年の夏に「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」と題した特別展が開催されています。この展覧会は、竹久夢二の生誕140年を記念して行われるもので、彼の作品とその時代背景を深く掘り下げる貴重な機会になります。今回は展示会に参加してみたので、その時の様子を一部紹介していきます。
竹久夢二とは?
竹久夢二(たけひさ ゆめじ)は、明治から昭和初期にかけて活躍した日本の画家・詩人になります。彼は特に大正時代に人気を博し、その独特なスタイルで「夢二式美人」と呼ばれる女性像を数多く描いてきました。夢二の作品は、ロマンティシズムとデカダンスの要素を含みつつ、日本の伝統美を融合させたもので、多くの人々に愛され続けています。
見どころ
夢二郷土美術館所蔵している幻の名画《アマリリス》公開されています。
長らく所在不明であった油彩画《アマリリス》が、近年の調査により発見されました。夢二の油彩画は現存するだけでも約30点と少なく、本作はその来歴も含めて大変貴重な作例といえます。東京で公開・展示する初めての機会となります。また《アマリリス》に加えて、貴重な油彩画を多数展示し、これまであまり紹介されてこなかった油彩画家としての夢二の一面に迫ることができます。
そのほかにも、この展覧会では、夢二の代表的な作品が多数展示されています。彼の描く美しい女性像や、詩情あふれる風景画は、当時の文化や社会の雰囲気を色濃く映し出されています。
開催情報
開催情報は以下の通りになります。
- 開催期間:2024年6月1日〜8月25日
- 場所:東京都庭園美術館
- 開館時間:10:00〜18:00(最終入館は17:30まで)
- 休館日:毎週月曜日(ただし、祝日の場合は開館し、翌日休館)
東京都庭園美術館へのアクセス
東京都庭園美術館は、JR目黒駅から徒歩約7分、東京メトロ南北線・都営三田線白金台駅から徒歩約6分の場所に位置しています。美しい庭園に囲まれた美術館で、展覧会鑑賞後は庭園散策も楽しむことができます。
展示会を写真で紹介
ここで、展示会の様子を一部写真で紹介していきます。写真撮影可能なエリアが限定されていることもあり、一部のみ共有させていただきます。興味のある方は、ぜひ、足を運んでみてください!!!
まとめ
「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」は、竹久夢二の芸術とその時代背景を深く理解するための絶好の機会です。ぜひ足を運んで、その魅力を堪能してみてください。
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