大阪府大阪にある「住吉神社」へ行ってきました。その時の様子を共有させて頂きます。
住吉神社とは?
大阪の住吉神社は、全国約2300社余の住吉神社の総本宮であり、摂津国一の宮、旧社格は官幣大社になります。古くから「航海安全の神」「祓の神」「農耕の神」「和歌の神」「武の神」「相撲の神」として信仰され、創建は1800年前に遡ります。ご祭神は第一本宮から第四本宮順に、「底筒男命」「中筒男命」「表筒男命」「神功皇后」になります。本殿が4つに別れ、第一本宮~第三本宮までが縦に、第四本宮は第三本宮の横に、あたかも大海原をゆく船団のように建ち並ぶ配置になります。
「三社の縦に進むは魚鱗の備え 一社のひらくは鶴翼の構えあり よって八陣の法をあらわす」とも伝えられています。柱・垂木・破風板は丹塗り、羽目板壁は白胡粉塗/屋根は、桧皮葺で切妻の力強い直線/出入り口が直線型妻入式という3つの特徴をもつ「住吉造」でつくられており、こちらも神社建築史上最古の特殊な様式で、国宝に指定されています。
住吉神社へのアクセス
住吉神社への(電車での)アクセスについては、以下の通りになります。
- 南海本線「住吉大社駅」から徒歩約3分
- 南海高野線「住吉東駅」から徒歩約5分
- 阪堺線「住吉鳥居前駅」から徒歩すぐ
住吉神社の様子
ここで、堀越神社の様子の一部を写真で紹介していきます。
反橋
反橋は、住吉神社、正面神池に架けられた神橋で、住吉の象徴として名高く「太鼓橋」とも呼ばれております。長さ約20m、高さ約3.6m、幅約5.5mで、最大傾斜は約48度になります。この橋を渡るだけで「おはらい」になるとの信仰もあり、多くの参詣者がこの橋を渡り本殿にお参りします。現在の石造橋脚は、慶長年間に淀君(太閤秀吉の妻)が豊臣秀頼公の成長祈願の為に奉納したと伝えられております。
若宮八幡宮
若宮八幡宮は、第四本宮の祭神である神功皇后の御子にあたる応神天皇(八幡神)をお祀りする神社です。住吉大神降臨の地である五所御前に隣接して鎮座していることや、若宮と称することは、神功皇后と応神天皇との関係をみたものであると思われます。
種貸社
種貸社は、初辰まいりにて一番目にお参りする神社で『延喜式』神名帳、『住吉大社神代記』に多米神社と記載されている歴史のある古社です。稲種を授かって豊穣を祈る信仰であったものが、時代とともに商売の元手、元本、また子宝祈願の信仰に発展したものと考えられます。
住吉神社の御朱印
住吉神社では、御朱印を頂くことができます。(初穂料は、300円になります。)
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