東京都の港区芝公園周辺を巡ってみました。芝公園の桜も綺麗だったです。その時の様子を共有させて頂きます。
芝公園とは?
芝公園一帯は、江戸時代には増上寺の境内であった敷地が、明治6年の公園制定の太政官令によって公園として開放された、日本最古の公園の一つになります。第二次世界大戦後、政教分離政策のために増上寺と切り離され、敷地の外周部分は都立芝公園に、この一角は様々ないきさつを経て、現在は港区立芝公園となっています。
芝公園へのアクセス
芝公園へのアクセスについては、以下の通りになります。
- JR「浜松町」下車 徒歩12分
- 都営地下鉄三田線 「芝公園」 徒歩2分
- 都営地下鉄三田線「御成門」下車 徒歩2分
- 都営地下鉄浅草線・大江戸線「大門」 下車 徒歩5分
- 都営地下鉄大江戸線「赤羽橋」下車 徒歩2分
芝公園の様子
ここで、芝公園とその周辺の様子の一部を写真で紹介していきます。
増上寺
増上寺は、東京都港区芝公園にある浄土宗の大本山とされています。山号は三縁山で、正式名称は「三縁山広度院 増上寺」といいます。明徳4年(1393年)に、浄土宗第八祖である酉誉聖聰上人によって開山されました。当時建てられたのは、現在の千代田区平河町から麹町にかけての場所だと伝えられています。その後、天正18年(1590年)、徳川家の菩提寺となり、慶長3年(1598)に現在の場所へ移転しました。増上寺が最も栄えたのは江戸時代でしたが、明治・大正時代の増上寺復興の努力を一瞬にして皆無としてしまったのが昭和20年(1945年)の空襲でした。そして終戦後、人々の努力により建物が再建されました。
増上寺の御朱印
西向聖観世音菩薩
徳川将軍家墓所
熊野(ゆや)神社
増上寺旧方丈門(黒門)
旧台徳院霊廟惣門
芝東照宮
芝東照宮とは、元和3年(1617年)、徳川家の菩提寺である増上寺の境内に創建されます。徳川家康公が還暦(60歳)を迎え、自ら命じて彫刻させた等身大の寿像がご神体として祀られています。家康公は死に臨み、この寿像を国家守護のために増上寺に祀るように命じたと伝わっています。芝東照宮は、当初、家康公の法名「一品大相国安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士」により安国殿と呼ばれていました。明治の神仏分離により、増上寺から切り離され芝東照宮と呼ばれるようになりました。
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