【軽井沢】まるで鏡!新緑が水面に映り込む『雲場池』の息をのむ美しさ【訪問記】

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こんにちは!四季折々の美しい自然と、洗練された街並みが人々を魅了する場所、軽井沢。

今回は、そんな軽井沢で、訪れる人々を静かに癒やし、魅了し続けている場所、『雲場池(くもばいけ)』に行ってきました。そのあまりの美しさから「鏡池(かがみいけ)」とも呼ばれるこの池は、特に紅葉の名所として有名ですが、実は新緑の季節もまた格別の美しさなのです。

私が実際に雲場池を訪れて感じた、水面に映し出される幻想的な景色、耳に心地よい自然の音、そして心洗われるような静寂について、これから行かれる方や軽井沢の自然に興味がある方に向けて、写真と共にお届けします!

「雲場池ってどんなところ?」「紅葉以外でも綺麗なの?」「アクセスは?」そんな疑問をお持ちの方に、ぜひ読んでいただきたい体験記です。この時期ならではの雲場池の魅力をお伝えできれば嬉しいです。


目次

なぜ今、雲場池を選んだのか?~紅葉だけじゃない、新緑の魅力~

軽井沢にはたくさんの魅力的な自然スポットがありますが、今回私が雲場池を訪れることにしたのは、その「鏡のような水面」を自分の目で見てみたかったからです。

雲場池は、水面に周囲の景色が美しく映り込むことで知られており、特に秋の紅葉が水面に反射する様子は、絵画のように美しいと評判です。しかし、インターネットで雲場池の画像を見ているうちに、青い空と緑の木々が水面に映り込む新緑の時期の写真にも強く心を惹かれました。

5月下旬では、軽井沢が緑豊かになる季節の一つです。冬の眠りから覚めた木々が一斉に葉を広げ、鮮やかな緑色に輝きます。この透き通るような新緑が、静かな水面に映り込む景色は、紅葉の燃えるような色彩とはまた違う、清々しくも幻想的な美しさがあるはずだと想像しました。

また、紅葉の時期は非常に混雑するという話も聞いていたので、比較的落ち着いて景色を堪能できる新緑の季節に訪れたいと考えたのも理由の一つです。都会の喧騒から離れて、ただ静かに自然の美しさと向き合いたいという思いがありました。

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雲場池へのアクセス:旧軽井沢から歩く道のりも楽しい

雲場池は、軽井沢駅から少し離れた場所にありますが、旧軽井沢銀座からは比較的近く、徒歩でもアクセス可能です。

私は今回、旧軽井沢銀座を散策した後、そのまま歩いて雲場池へ向かいました。旧軽井沢銀座から雲場池までは、徒歩で約15分~20分程度でしょうか。賑やかな商店街を抜け、別荘地の中を歩いていく道のりも、軽井沢らしい雰囲気を楽しめて心地よかったです。道沿いにはお洒落なレストランやカフェが点在しており、「次はこのお店にも行ってみたいな」などと思いを巡らせながら歩くのも楽しい時間です。

車でアクセスする場合、雲場池の近くには有料駐車場があります。しかし、駐車スペースには限りがあり、特に観光シーズンや休日などはすぐに満車になってしまうようです。駐車場を探して時間を費やすよりも、旧軽井沢周辺に車を停めて歩くか、レンタサイクルなどを利用する方がスムーズかもしれません。

雲場池に到着!

旧軽井沢から歩くこと約20分弱、看板が見えてきて、いよいよ雲場池に到着です。入口のあたりから、既に木々の緑が増え、空気も一段と澄んでいるように感じます。

私が訪れた5月半ばは、まさに新緑が一番美しい時期。葉の色が透き通るような明るい緑色で、その鮮やかな緑が水面に映り込んでいるのです。水面にもう一つの緑の世界が広がっており、現実と水面の景色が曖昧になるような、不思議な感覚に包まれました。

周りを見渡すと、たくさんの木々が池を取り囲んでいます。カラマツやモミジなど、様々な種類の木々が、それぞれ異なる緑の色合いを見せており、それが水面に映り込むことで、緑のグラデーションが生まれています。光の当たり方によって、水面の色や映り込み方も刻々と変化し、いつまで見ていても飽きることがありません。

池の周りをゆっくり散策:視点を変えて楽しむ美しさ

雲場池の周りには、整備された遊歩道があります。池を一周することができるので、様々な角度からその景色を堪能することができます。一周しても15分~20分程度と、手軽に散策できるちょうど良い長さです。

遊歩道をゆっくりと歩きながら、立ち止まっては景色を眺め、また少し歩き出す…を繰り返しました。場所によって、見える木々の種類や、水面の映り込み方が変わるのが面白いです。

歩いていると、水鳥たちがスーッと水面を滑るように移動していく姿も見えました。水面に波紋が広がり、一時的に景色が歪みますが、その波紋もまた風情があります。鴨の親子が連なって泳いでいる姿はとても可愛らしく、心が和みました。魚が跳ねる音や、木々の間を渡る風の音、鳥のさえずり…耳に届く音もまた心地よく、視覚だけでなく聴覚からも自然を満喫できます。

池の畔にはベンチもいくつか設置されており、座ってじっくりと景色を眺めている人もいました。読書をしたり、スケッチをしたり、ただ静かに座って瞑想しているような人まで。それぞれが思い思いに、この静かで美しい空間を楽しんでいる様子が見られました。私もベンチに腰掛け、しばらくの間、目の前の景色にただただ見入っていました。時間が経つのを忘れてしまうほど、心地よい時間でした。

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季節ごとの表情:紅葉だけじゃない雲場池の魅力

雲場池は、やはり秋の紅葉の時期が最も有名で、メディアなどでもよく紹介されます。赤や黄色に色づいた木々が水面に映り込む光景は、確かに息をのむような美しさでしょう。

しかし、今回5月半ばの新緑の時期に訪れてみて、紅葉にも劣らない、いえ、紅葉とは全く異なる種類の美しさがあることを実感しました。紅葉が燃えるような情熱的な美しさだとすれば、新緑は透き通るような清らかで爽やかな美しさです。

水面に映り込む緑は、光の種類や角度によって様々な色合いを見せます。明るい黄緑、深い緑、エメラルドグリーンのような色…それらが水面に描くグラデーションは、見ているだけで心が洗われるようです。空の青色が映り込むと、さらに爽やかな印象になります。

ガイドブックなどではあまり強調されないかもしれませんが、個人的にはこの新緑の時期の雲場池は、もっと注目されても良い「穴場」的な美しさだと感じました。紅葉の時期ほどの極端な混雑はないのも、ゆっくり景色を楽しみたい人にとっては大きなメリットです。

もちろん、盛夏の深緑も、冬の凛とした空気の中で見る雪景色も、それぞれに魅力があるでしょう。軽井沢を訪れるたびに、季節を変えて雲場池に立ち寄ってみるのも良いかもしれません。

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雲場池訪問で感じた「癒やし」

今回の雲場池訪問で最も強く感じたのは、やはりその「癒やし効果」です。都会の喧騒や日々の忙しさを忘れ、ただひたすら目の前の美しい景色と向き合う時間。鳥の声を聞き、風を感じ、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込むことで、体も心もリフレッシュされるのを感じました。

水面に映る景色を見ていると、まるで心が洗われるような感覚になります。複雑なことを考えるのがどうでもよくなり、ただ目の前のシンプルで美しい自然に集中できるのです。これぞ、軽井沢が持つ最大の魅力の一つなのではないでしょうか。

パワースポットと言われるのも頷ける、特別な「気」が流れているような場所だと感じました。

総評:軽井沢の自然美を手軽に堪能できる、まさに「鏡」のような場所

5月下旬の新緑の時期に訪れることができ、透き通るような緑色が水面に映り込む、清らかで幻想的な景色を堪能できたのは幸運でした。紅葉の時期のようなドラマチックな派手さはありませんが、心洗われるような静かで落ち着いた美しさがあります。

旧軽井沢から歩いてアクセスできる手軽さ、そして一周20分程度という散策しやすい規模感も、多くの人にとって訪れやすいポイントだと思います。静かに自然と向き合いたい時、美しい景色に癒やされたい時、そして軽井沢の澄んだ空気を吸い込みたい時…そんな時にぴったりの場所です。

もしあなたが軽井沢を訪れる機会があるなら、ぜひ雲場池に足を運んでみてください。そして、水面に映し出されるもう一つの世界を、五感で感じてみてください。特に今の新緑の季節はおすすめです!

きっと、心に残る美しい景色に出会えるはずです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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