「映画『国宝』、気になってるけど実際どうなんだろう?」
「歌舞伎ってちょっと難しそうだし、楽しめるか不安…」
今、まさにこんな風に思って、映画館に行くか迷っていませんか?
結論から言います。もし少しでも心が動いているなら、絶対に映画館で見るべきです!
こんにちは!先日、渋谷のTOHOシネマズで映画『国宝』を観てきたのですが、これがもう…想像を遥かに超える傑作でした。

正直、観る前は僕も「歌舞伎の世界、ちょっとハードル高いかな?」なんて思っていた一人。でも、映画が始まった瞬間にそんな心配は吹き飛び、エンドロールが流れる頃には、すっかりその世界の虜になっていました。
この記事では、
- 映画『国宝』ってどんな話?(ネタバレなし)
- 歌舞伎を知らない僕が「最高!」と感じた3つの見どころ
- 鑑賞後に感じた「運命と努力」についての熱い想い
- 本当に歌舞伎の知識ゼロでも楽しめるのか?
といった内容を、僕自身の素直な感想とともにお届けします。
この記事を読み終える頃には、きっとあなたの心も決まっているはず。さあ、一緒に『国宝』の世界を覗いてみましょう!
そもそも映画『国宝』ってどんな話?あらすじをサクッと紹介
まずは、ネタバレなしで簡単なあらすじをご紹介しますね。
戦後から高度経済成長期の日本を舞台に、任侠の家に生まれた少年・喜久雄(きくお)が、歌舞伎役者の家に引き取られ、その才能を開花させていく物語。芸の道に生きる人々の喜び、悲しみ、そして壮絶な生き様が描かれています。
(公式サイトを参考に要約)
生まれた家柄がすべてを決めるとも言われる歌舞伎の世界で、喜久雄がどうやって頂点を目指していくのか。もうこの設定だけで、ドラマチックな展開が待っているのが伝わってきますよね。
【率直レビュー】ここが凄い!映画『国宝』3つの見どころ
「じゃあ、具体的に何がそんなに良かったの?」という点について、僕が特に心を揺さぶられたポイントを3つに絞ってご紹介します!
息をのむ圧巻の歌舞伎シーン!役者たちの鬼気迫る演技
まず何と言っても、劇中で描かれる歌舞伎のシーンが圧巻なんです。
主演の吉沢亮さんをはじめ、役者さんたちの演技が本当に凄まじい。指の先から視線の一つひとつまで、すべてに魂が宿っている感じ。歌舞伎の専門的なことは分からなくても、「これはとてつもないものを見ている」ということだけはビンビンに伝わってきます。
特に、喜久雄が舞台に立つシーンの迫力は、映画館の大きなスクリーンと音響で体験してほしいです。まるで本当に歌舞伎座の客席にいるかのような臨場感でした。
血の運命か、努力か。胸を打つ熱い人間ドラマ
この映画、単なる歌舞伎エンターテイメントではありません。その根底に流れているのは、「人は生まれや運命に抗えるのか?」という普遍的で、非常に熱いテーマです。
任侠の家に生まれた喜久雄。歌舞伎の名門に生まれたライバル。それぞれが背負った「血」と向き合いながら、もがき、苦しみ、それでも芸の道をひた走る。
その姿を見ていると、「自分も頑張らないと」って、背中をバシッと叩かれたような気持ちになるんです。仕事や人生で何か壁にぶつかっている人が見たら、きっと大きな勇気をもらえるはずです。
僕自身、鑑賞後は「家系とか環境とか、言い訳にしてる場合じゃないな。自分の足でしっかり立って、努力しなきゃ」と、静かに闘志が湧いてきました。
細部まで美しい映像と音楽。これぞ「総合芸術」
着物や舞台装置、当時の街並みなど、美術がとにかく素晴らしいです。昭和の日本の空気が、スクリーン全体から香り立つようでした。
そして、その美しい映像に寄り添う音楽がまた良い…。物語の盛り上がりを何倍にも増幅させてくれます。
役者の演技、物語、映像、音楽。そのすべてが一級品で、まさに「総合芸術」と呼ぶにふさわしい作品。このクオリティは、絶対に映画館で味わうべきだと断言できます。
歌舞伎を知らなくても120%楽しめる?初心者の疑問に答えます!
ここまで読んで、「でもやっぱり、歌舞伎の知識がないと楽しめないんじゃ…」と思っている方、安心してください。
結論、歌舞伎の知識は一切不要です!
むしろ、僕のように「歌舞伎ってこんなに面白くてカッコいいんだ!」と、新たな世界の扉を開くきっかけになる可能性大です。
なぜ知識がなくても楽しめるのかというと、
- 物語の中で、歌舞伎の演目や専門用語がどういう意味を持つのか、自然と理解できるように作られているから。
- 根底にあるのが「嫉妬」「憧れ」「友情」「親子関係」といった、誰にでも共感できる人間ドラマだから。
実際、僕は映画を見終わった後、すぐにスマホで「歌舞伎 公演」と検索して、チケット情報を調べてしまいました(笑)。それくらい、この映画は歌舞伎への最高の入門書になってくれるんです。
おまけ:映画鑑賞の思い出(渋谷TOHOシネマズ)
せっかくなので、当日の僕のワクワク感もおすそ分けしますね。

渋谷のTOHOシネマズへ。映画館のこの非日常的な雰囲気がたまりません。

チケットを発券して、座席を確認。「よし、今回は真ん中あたりの良い席が取れたぞ」と心の中でガッツポーズ。

そして、映画のお供といえば、やっぱりポップコーンとドリンクですよね!上映前のCMを見ながらポップコーンを食べるこの時間が、最高の贅沢だったりします。

お馴染みの「NO MORE 映画泥棒」が流れると、「いよいよ始まる…!」と気持ちが一気に高まります。この瞬間、最高に好きです。

まとめ:迷っているなら、今すぐ劇場へ!心が震える体験が待っている
今回は、映画『国宝』の感想レビューをお届けしました。
改めてお伝えします。この映画は、歌舞伎ファンはもちろん、普段あまり映画を観ない人にこそ観てほしい作品です。
役者たちの魂のぶつかり合いと、運命に抗いながらも自分の道を切り拓こうとする人間の力強さに、きっとあなたも心を揺さぶられるはず。
「最近、何かに感動することってあったかな…」
もしそう感じているなら、ぜひ映画館に足を運んでみてください。日常を忘れるほどの没入感と、明日への活力がもらえる、最高の映画体験があなたを待っていますよ!
コメント