こんにちは!大阪・関西万博の会場、夢洲(ゆめしま)を巡り、世界各国の未来へのビジョンに触れているRyo1です。
今回は『英国パビリオン(UKパビリオン)』に行ってきました!「共に築く未来社会を創造する (Co-creating Future Society)」という万博の壮大なテーマに対し、英国が掲げる「ともに未来をつくろう」というメッセージは、非常に奥深く、そして温かいものでした。
私が実際に英国パビリオンを訪れて感じた、英国ならではの芸術と科学の融合、多様な人々が共創する未来の姿、そしてユーモアとインスピレーションに満ちた体験について、アートやデザインに興味がある方、異文化理解を深めたい方、そして万博の必見パビリオンを探している方に向けて、写真と共にお届けします!
「英国パビリオンってどんな体験ができるの?」「混雑状況は?」「万博でクリエイティブなパビリオンって?」そんな疑問をお持ちのあなたに、きっと新たな発見と、深い共感があるはず。ぜひ最後まで読んで、想像力豊かな未来像を感じてくださいね!
なぜ今、『英国パビリオン』を選んだのか?~創造性と共創のメッセージに惹かれて~
大阪・関西万博には、本当に多種多様なパビリオンが立ち並んでいます。その中で、私が英国パビリオンを訪れることを強く決意したのには、いくつかの理由があります。
一つは、英国が長年培ってきた「豊かな文化と、独創的な創造性」への期待です。文学、音楽、デザイン、そして科学技術とアートの融合…英国は常に、新しいアイデアや表現を生み出す力に満ちた国だと感じています。万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に対し、彼らがどのような独創的なアプローチで、未来の「共創」を表現するのか、非常に興味がありました。
そして二つ目は、連日ニュースやSNSで流れてくる「英国パビリオンはクリエイティブ!」「感動的な体験ができる!」といった高評価です。混雑覚悟ででも、このパビリオンだけは絶対に体験したい!という強い思いがあり、万博全体のハイライトの一つとして確信していました。
これらの期待を胸に、いざ英国パビリオンへと向かいました。

『英国パビリオン』へのアクセスと、リアルな入場戦略
英国パビリオンは、万博会場の中でも特に人気の高いパビリオンの一つです。そのため、入場にはそれなりの戦略が不可欠でした。
英国パビリオンへの入場は、基本的に公式アプリでの事前予約か、当日に並ぶことが必要です。私が訪れたころは、運営はかなりスムーズになっていましたが、それでも英国パビリオンの人気は非常に高く、予約はなかなか難しい状況でした。
私は今回、予約が取れなかったため、当日、列に並びましたが、並んでから1時間程度で入ることができました。

パビリオン外観とアプローチ
英国パビリオンの建物は、おもちゃの積み木からインスピレーションを得たデザインです。モダンで革新的で英国らしいユニークなデザインです。パビリオンの周囲は、手入れの行き届いた植栽が施され、自然との調和も意識されています。
英国パビリオンは、世界を変えるイノベーションを生み出す力を持つ小さなアイデアに基づいて物語を紹介しています。アイデアのひとつひとつは、積み木と同じように、何か素晴らしいものに成長する可能性を秘めています。




パビリオン内部体験:想像力を解き放ち、共に未来を築く旅
英国パビリオンは、英国の開放性、包括性、そして世界とのパートナーシップを称え、私たちのアイデア、文化、視点の多様性に対する誇りを表現しています。英国は、世界の問題解決者が集まり、地球規模の課題に取り組んでいる国であり、大阪万博でも紹介されていました。
英国パビリオンでは、蒸気機関車の発明から世界初のカーボンニュートラルな宇宙港まで、世界的に優秀な人材が集まり、地球規模の課題に対する解決策を構築する機会の場として、グレートブリテンおよび北アイルランドを紹介しています。
英国の偉大なイノベーションの過去、現在、そして未来を巡る没入型の旅に誘われていきます。
個人的な感想だと少し英国の過去の自慢話が多いなぁとは感じました。(英国を紹介するパビリオンなので仕方がないのかもしれませんが。。。)




開幕後の英国パビリオン体験で感じたこと
開幕後の英国パビリオンを体験してみて、非常に刺激的で、知的に深く、そして希望に満ちた「体験」でした。
- 多様性と共創の力: 多様な人々が協力し合うことで、いかに強力なイノベーションが生まれるかというメッセージは、非常に力強く、ポジティブなものでした。より包摂的で、誰もが活躍できる未来社会への希望を感じます。
- 持続可能性への真摯な姿勢: 環境問題に対し、単なる義務としてではなく、「想像力」と「イノベーション」で乗り越えるべき創造的な課題として捉え、解決策を提示している点も印象的でした。
- 英国らしい品格とユーモア: 全体的に洗練されており、どこかユーモアも感じさせる演出は、まさに英国らしさ。スタッフの方々の知的な対応も相まって、非常に心地よい空間でした。
このパビリオンは、単なる技術展示やアトラクションではありません。それは、「未来を想像し、自ら問いを立て、共に創造することの喜びを見出す場所」だと感じました。万博のテーマを最も深く、そして人間中心の視点で、創造性豊かに表現しているパビリオンの一つだと断言できます。

訪問を検討している方へ:英国パビリオン攻略の鍵とアドバイス
英国パビリオンは非常に人気が高く、スムーズに体験するためには事前の準備が不可欠です。
- 公式アプリは必須アイテム!: 会場マップ、現在地、パビリオンのリアルタイム待ち時間、イベント情報、フード情報など、全ての情報が公式アプリで更新されます。万博を効率的に回るには、このアプリのフル活用が必須です。
- モバイルバッテリーは絶対に忘れずに!: スマホを一日中使うことになるので、モバイルバッテリーは必携です。
- 日差し対策と水分補給: 夢洲は非常に開けた場所なので、日差しを遮るものが少ないです。帽子や日焼け止め、サングラスなどの日差し対策は必須です。こまめな水分補給も忘れずに。
- 場所: 万博会場内。公式アプリのマップで確認しましょう。
- 体験時間: メインの体験は約20分
- 入館料: 万博の入場券があれば、パビリオンの入場料はかかりません。(ただし、前述の通り入場には予約や整理券が必要です。)
総評:英国パビリオンは、未来を「共に創る」希望に満ちた体験
大阪・関西万博の『英国パビリオン』は、私の期待をはるかに超える、非常に洗練され、深く、そして希望に満ちた「体験」でした。単なる技術の羅列や、派手な演出に終わらず、科学と芸術、そして多様な人々が「共に創造する」ことで、持続可能な未来社会を築いていくという、力強いメッセージを提示してくれました。
「想像力」が未来を切り拓く原動力であり、「イノベーション」と「協業」こそがそれを実現する鍵であるという、英国ならではの視点は、現代社会が抱える様々な課題に対し、私たち一人ひとりがどう関わっていくべきか、という深い問いを投げかけてくれます。
開幕から時間が経ち、運営はスムーズになっていましたが、このパビリオンの根底にあるメッセージと、その体験の質は、会期中ずっと変わらないはずです。
もしあなたが大阪・関西万博を訪れるなら、ぜひ英国パビリオンも訪れることをおすすめします。
きっと、あなたの未来への視点が変わるような、そして人類の可能性と共創の力に新たなインスピレーションを抱くような、そんな特別な体験が待っているはずです。このパビリオンで得た感動と、未来への問いかけを、これからの私自身の「いのち輝く未来」のデザインに活かしていきたいと思います。
この記事が、あなたの『英国パビリオン』訪問のきっかけとなれば嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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