こんにちは!大阪・関西万博の会場、夢洲(ゆめしま)を巡り、未来の多様な姿に触れているRyo1です。
今回は、数あるパビリオンの中でも特にその「いのちへの感謝」と「Well-beingな社会」というコンセプトに深く惹かれた『PASONA NATUREVERSE(パソナ ネイチャーバース)』に行ってきました!「いのち、ありがとう」をコンセプトに、誰もが健康でイキイキと活躍できる社会の実現を目指す、非常に温かく、そして示唆に富んだ体験でした。
私が実際にPASONA NATUREVERSEを訪れて感じた、生命の壮大な歴史、iPS心臓が拍動する未来医療の驚き、そしてテクノロジーが「いのち」に寄り添う、人間中心の未来社会について、健康や医療の未来に興味がある方、自然への感謝を深めたい方、そして万博の必見パビリオンを探している方に向けて、写真と共にお届けします!
「PASONA NATUREVERSEってどんな体験ができるの?」「混雑状況は?」「万博で癒やされるパビリオンって?」そんな疑問をお持ちのあなたに、きっと新たな発見と、心温まる未来像があるはず。ぜひ最後まで読んで、いのちへの感謝と未来のWell-beingを感じてくださいね!
なぜ今、『PASONA NATUREVERSE』を選んだのか?~「いのち、ありがとう」の普遍的なメッセージに惹かれて~
大阪・関西万博には、本当に多種多様なパビリオンが立ち並んでいます。技術の粋を集めたもの、文化を深く掘り下げるもの、社会課題に正面から向き合うもの…。その中で、私がPASONA NATUREVERSEを訪れることを強く決意したのには、いくつかの理由があります。
一つは、万博全体のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に対し、PASONA NATUREVERSEが掲げる**「いのち、ありがとう」という、シンプルでありながら非常に力強く、そして普遍的なコンセプト**に深く共感したからです。現代社会では、テクノロジーの進化が加速する一方で、私たちはともすれば「いのち」そのものの尊さや、自然との調和を忘れがちです。このパビリオンが、どのようにその感謝の心を表現し、未来へと繋げるのかに非常に興味がありました。
二つ目は、「からだ」「こころ」「きずな」という3つのテーマを通して、「Well-beingな社会」を目指すという点です。これは、単なる身体的な健康だけでなく、精神的な健康、そして社会的な繋がりという多角的な視点から「いのち」を捉えようとするアプローチであり、非常に現代的で、かつ人間らしい未来像だと感じました。日本の企業が、どのようにテクノロジーを駆使しながら、これらの Well-being を実現するのか、その独自のアプローチをぜひ肌で感じてみたかったのです。
そして三つ目は、SNSで流れてくる「PASONA NATUREVERSEは感動的!」「癒やされる体験ができる!」といった高評価です。混雑覚悟ででも、このパビリオンだけは絶対に体験したい!という強い思いがあり、万博全体のハイライトの一つとして確信していました。
これらの期待を胸に、いざPASONA NATUREVERSEへと向かいました。
『PASONA NATUREVERSE』へのアクセス
PASONA NATUREVERSEパビリオンは、万博会場の中でも特に人気の高いパビリオンの一つです。そのため、入場にはそれなりの戦略が不可欠でした。
PASONA NATUREVERSEへの入場は、基本的に公式アプリでの予約か、当日並ぶことが必要です。私が訪れたころは、PASONA NATUREVERSEの人気は非常に高く、予約は難しい状況でした。
私は今回、事前予約が取れなかったため、夕方ごろ並ぶことにしました。日中から時間をずらしたおかけが、1時間くらい待つことで入場することができました。
パビリオン外観とアプローチ:螺旋を描く「いのち」の象徴
PASONA NATUREVERSEの建物は、そのコンセプトである「いのち、ありがとう」を体現するかのように、非常に有機的で、かつ壮大なデザインです。公式サイトの情報によると、アンモナイトの「螺旋形状」を建築デザインに採用しているとのこと。この螺旋は、生命の進化や、循環、そして未来へと続くダイナミクスを象徴しているかのようでした。
外観は、温かみのある素材と、光を巧みに取り込む構造が組み合わされており、自然との調和を強く感じさせます。見る角度によってその表情を繊細に変化させ、パビリオン全体が、まるで生きている生命体のような印象を受けます。
入口へのアプローチは、訪れる人々を温かく迎え入れるような、開かれた空間となっており、そのデザインは、既にこれから始まる「いのち」を巡る旅への期待感を高めてくれます。並んでいる間も、パビリオンの周囲からは、自然の音とテクノロジーが融合したような、心地よいアンビエントサウンドが聞こえてきて、心が落ち着きました。

パビリオン内部体験:生命の歴史から未来のWell-beingまで
PASONA NATUREVERSE内部は、万博のテーマである「いのち、ありがとう」と「Well-beingな社会」を、感動的で示唆に富んだ体験で深く理解できるようになっています。「からだ」、「こころ」、「きずな」の3つのテーマを通して、多角的な視点から「いのち」を捉え、未来社会をデザインするヒントが提示されていました。
いのちの歴史ゾーン:「生命進化の樹」と「世界最大級のアンモライト」
まず足を踏み入れたのは、悠久の時を超えた「いのちの歴史」を体験するゾーンです。
中心には、「生命進化の樹」と名付けられた、巨大な樹のモニュメントがそびえ立っています。その幹の内側には、生命の進化の歴史を表す地層が表現されており、生命がたどってきた壮大な旅路を視覚的に感じることができます。人間の持つ力の可能性、自然の力の偉大さ、そして生命進化のダイナミクスを、その巨大な存在感と共に提示していました。
そして、このゾーンで特に目を引いたのが、「世界最大級のアンモライト」の展示です。アンモライトは、太古のアンモナイトが化石化したもので、その表面に虹色の光沢を放つ非常に美しい宝石です。生命の螺旋構造を持つアンモナイトが、長い時を経て、現代にこれほどの美しさを見せるという事実に、生命の神秘と、自然への畏敬の念を感じずにはいられませんでした。地球の歴史と生命の繋がりを、この美しい宝石が雄弁に語りかけているようでした。
このゾーンは、私たち自身の「いのち」が、どれほど長く、壮大な歴史の上に成り立っているのかを再認識させてくれ、深い感謝の気持ちが湧き上がってきます。







からだゾーン:最先端医療が創る「いのち」の未来
「いのちの歴史」を学んだ後は、最も具体的な「からだ」の健康、すなわち未来の医療に焦点を当てたゾーンへと進みます。ここには、まさにSFの世界が現実になったような、驚きの展示が目白押しでした。
- 『iPS心臓』の拍動展示: このゾーンのハイライトの一つが、「iPS心臓」の展示です!iPS細胞(人工多能性幹細胞)やiPS心筋シートの技術を活用し、培養液の中で実際に拍動する立体的な心臓が展示されていました。これは世界初の試みだそうです。自分の目の前で、小さな心臓が規則正しくドクドクと拍動しているのを見た時、本当に感動と驚きで言葉を失いました。これが未来の医療であり、新たな「いのち」を創るテクノロジーの可能性だと実感しました。病気で苦しむ人々にとって、どれほどの希望となることでしょうか。
- 『未来の眠り』体験:最適な睡眠でWell-beingな社会へ 「眠り」も「いのち」にとって非常に重要です。ここでは、眠りのメカニズムを解明し、一人ひとりの身体の状態(バイタル情報など)に合わせて、ベッドや空間全体が呼応し、最適な睡眠に誘われる未来の空間が提案されていました。実際に体験できるデモンストレーションもあり、自分が最高の眠りを得られる未来が来るかもしれないと想像すると、心が安らぎました。
- 『未来の医療』最先端体験:カテーテル手術とマイクロロボット さらに、最先端の技術による医療体験も充実していました。
- 「手術用ガイドワイヤー操作体験」や「未来のカテーテル手術体験」: 熟練の医師の技術を、VRなどを通して疑似体験できます。細いワイヤーやカテーテルを、体内で正確に操作する難しさ、そしてそれが命を救う精密な医療技術であることを実感できます。
- 「自走型マイクロロボット」による血管内治療のコンセプト: 非常に小さなロボットが血管の中を自走し、病巣を直接治療するという、まさにSFのような未来医療のコンセプトが展示されていました。微細な技術が「いのち」を護る未来に期待が膨らみます。
- 「空飛ぶ手術室」: 災害時やへき地など、どこへでも飛んでいける移動式の高機能手術室のコンセプト展示もありました。医療がどこへでも届けられる未来への希望が感じられます。
- 『未来のわたし』を表現:「生涯活躍」できる社会へ 「からだ」のゾーンの最後は、「誰もが、障害や年齢、場所の制限なく生涯活躍できる未来社会」の提案です。
- 「装着型サイボーグHAL」の体験: 身体機能を補助・拡張するサイボーグスーツHALのデモンストレーションや、一部体験がありました。人間の身体能力の限界を超え、また、障害を持つ人が自由に活動できる可能性を感じさせます。
- 「マスター・リモートシステム」: 空間を超えて“もう一人のわたし”(アバターなど)が活躍する社会を提案するシステムです。身体的な移動が困難でも、遠隔地で社会活動に参加したり、仕事をしたりできる未来は、人々の「きずな」を深め、 Well-beingに貢献するでしょう。
- 小型センサー「Cyvis」: バイタル情報を見守る小型センサーの展示もあり、日常的に自分の健康状態を把握し、病気の早期発見や予防に繋げる、パーソナライズドヘルスケアの未来が示されていました。
これらの展示は、単に「すごい技術」を見せるだけでなく、「いのち」を護り、誰もが「イキイキと活躍できる」未来社会を創るという、明確なメッセージを持っていました。








こころ・きずなゾーン: Well-beingのさらなる深化へ
「からだ」のゾーンの後は、「こころ」と「きずな」に焦点を当てたゾーンへと続きます。「身体の健康」だけでなく、「心の健康」や「社会的な繋がり」がいかに Well-being にとって重要かが理解できます。
自然とテクノロジーが共生し、人々が思いやりの心でつながる、真に豊かな世界「NATUREVERSE」のショーが展示され、自然が私たちに与えてくれる豊かな恵みに感謝し、「ありがとう」が響き合う世界を閲覧できます。
また、NATUREVERSEシアターでは時間的・空間的制約から解放され、自由に旅に出ることのでき、未来の農業・医療・オフィスの姿を映像で体験できます。


ポストショーとNATUREVERSE SHOP:感謝の気持ちと未来へのレガシー
パビリオンの体験が終わると、最後にNATUREVERSE SHOPとNATUREVERSE コリドー、そして「みんなの万博アイデアコンテスト入賞者紹介コーナー」がありました。
NATUREVERSE SHOPでは、PASONA NATUREVERSEのコンセプトに合わせた、健康や Well-being、自然に関連するグッズ、そして淡路島にゆかりのある商品などが販売されていました。生命進化の樹やアンモナイトをモチーフにしたグッズなど、このパビリオンならではの記念品も多く、来場者が感動を形にして持ち帰れるよう工夫されています。
「みんなの万博アイデアコンテスト入賞者紹介コーナー」は、未来を共に創るアイデアを持つ人々に光を当てる、パソナグループらしい取り組みだと感じました。
また、公式サイトによると、PASONA NATUREVERSEは、万博終了後、パビリオンをレガシーとして淡路島に移設する予定とのことです。万博の精神と、この素晴らしい体験が、一過性のものではなく、未来へと、そして地域へと繋がっていくというメッセージに、深い感銘を受けました。これこそが、万博が目指す「レガシー」の具体的な形だと感じます。

開幕後のPASONA NATUREVERSE体験で感じたことと、その衝撃
開幕後のPASONA NATUREVERSEパビリオンを体験してみて、非常に感動的で、「いのち」への深い感謝と、Well-beingな未来への希望に満ちた「体験」でした。
- 「いのち」への深い洞察と感謝: 「生命進化の樹」や「iPS心臓」の展示を通して、私たちの「いのち」がどれほど奇跡的で、尊いものであるかを改めて実感しました。テクノロジーが、この「いのち」を護り、育むためにどう貢献できるのか、という視点が常に貫かれており、深い感謝の気持ちが湧き上がってきます。
- 最先端医療技術の「希望」: iPS心臓の拍動や、未来の手術体験、マイクロロボットなどの展示は、難病で苦しむ人々や、医療従事者にとって、どれほどの希望となるか計り知れません。SFの世界が現実になりつつある、その最前線を肌で感じることができました。
- 「Well-being」という概念の具体化: 「からだ」「こころ」「きずな」という3つのテーマを通して、Well-beingが単なる身体的な健康だけでなく、精神的、社会的な豊かさまで含んだ、多角的な概念であることを体験的に理解できました。未来社会が、単に便利さだけでなく、人々の幸福をどう追求するのか、そのヒントがここにありました。
- テクノロジーと自然・人間性の調和: パビリオンの建築デザインから展示内容に至るまで、テクノロジーが自然や人間性と対立するのではなく、いかに調和し、共存することで、より豊かな社会を築けるかが提示されていました。これは、万博のテーマを最も深く、そして温かい視点で表現しているアプローチだと感じます。
- レガシーへの強い意識: 万博後のパビリオン移設計画は、この体験が一時的なものではなく、未来へと、そして地域へと繋がっていくという、非常に力強いメッセージだと感じました。
このパビリオンは、単なる技術展示やアトラクションではありません。それは、「いのちの尊さを再認識し、Well-beingな未来社会を共に創造すること」を、心と体で感じ、深く考える場所だと感じました。万博のテーマを最も深く、そして人間中心の視点で表現しているパビリオンの一つだと断言できます。

訪問を検討している方へ:PASONA NATUREVERSE攻略の鍵とアドバイス
PASONA NATUREVERSEパビリオンは非常に人気が高く、スムーズに体験するためには事前の準備が不可欠です。
- 公式アプリは必須アイテム!: 会場マップ、現在地、パビリオンのリアルタイム待ち時間、イベント情報、フード情報など、全ての情報が公式アプリで更新されます。万博を効率的に回るには、このアプリのフル活用が必須です。
- モバイルバッテリーは絶対に忘れずに!: スマホを一日中使うことになるので、モバイルバッテリーは必携です。
- 日差し対策と水分補給: 夢洲は非常に開けた場所なので、日差しを遮るものが少ないです。帽子や日焼け止め、サングラスなどの日差し対策は必須です。こまめな水分補給も忘れずに。
- 場所: 万博会場内。公式アプリのマップで確認しましょう。
- 体験時間: メインの体験は約60分
- 入館料: 万博の入場券があれば、パビリオンの入場料はかかりません。(ただし、前述の通り入場には予約や整理券が必要です。)

総評:PASONA NATUREVERSEは、いのちへの感謝とWell-beingを体感する「心の旅」!
大阪・関西万博の『PASONA NATUREVERSE』は、私の期待をはるかに超える、非常に感動的で、深く、そして心温まる「体験」でした。単なる技術の羅列や、派手な演出に終わらず、生命の尊さ、自然への感謝、そしてテクノロジーが「いのち」とどう調和し、人々のWell-beingに貢献できるのかという、非常に人間中心の未来社会のビジョンを提示してくれました。
iPS心臓の拍動や、未来医療の可能性、そして「からだ」「こころ」「きずな」を通して描かれる未来社会は、私たちの生活をより豊かに、より「人間らしく」してくれる希望に満ちています。そして、この体験が万博後も淡路島にレガシーとして受け継がれていくという事実は、このパビリオンの持つメッセージの普遍性と重要性を物語っています。
開幕から時間が経ち、運営はスムーズになっていましたが、このパビリオンの根底にあるメッセージと、その体験の質は、会期中ずっと変わらないはずです。
もしあなたが大阪・関西万博を訪れるなら、どんなに混雑していても、ぜひPASONA NATUREVERSEを最優先で訪れることを強くおすすめします。
きっと、あなたの「いのち」への見方が変わり、Well-beingな未来社会を「共に創る」ことへの新たなインスピレーションを抱くような、そんな特別な体験が待っているはずです。このパビリオンで得た感動と、未来への問いかけを、これからの私自身の「いのち輝く未来」のデザインに活かしていきたいと思います。
この記事が、あなたの『PASONA NATUREVERSE』訪問のきっかけとなれば嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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