【万博深掘り】『韓国パビリオン』で心に響く対話!先端技術が紡ぐ「いのち花開く未来」を体感【大阪万博2025訪問記】

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こんにちは!大阪・関西万博の会場、夢洲(ゆめしま)を連日巡り、世界各国の未来へのビジョンに触れているRyo1です。

今回は、技術やイノベーションが前面に出るパビリオンが多い中で、特に「心」と「共存」という、人間にとって普遍的なテーマに深く踏み込んだ『韓国パビリオン』に行ってきました!「こころに寄り添う : いのち花開く未来へ (With Hearts)」というテーマを掲げ、単なる技術展示を超え、人々の心を一つに寄せ合わせ、すべてのいのちが共存できる新しい未来を創造することを目指す、非常に感動的な体験でした。

私が実際に韓国パビリオンを訪れて感じた、先端未来技術がもたらす心の繋がり、そして「私とあなたの心が出会う場所」としての温かいメッセージについて、テクノロジーとヒューマニズムの融合に興味がある方、異文化理解を深めたい方、そして万博の必見パビリオンを探している方に向けて、写真と共にお届けします!

「韓国パビリオンってどんな体験ができるの?」「混雑状況は?」「万博で心を揺さぶられるパビリオンって?」そんな疑問をお持ちのあなたに、きっと新たな発見と、深い共感があるはず。ぜひ最後まで読んで、心温まる未来像を感じてくださいね!

目次

なぜ今、『韓国パビリオン』を選んだのか?~「心」に寄り添う、普遍的なテーマへの期待~

大阪・関西万博には、本当に多種多様なパビリオンが立ち並んでいますが、その中で私が韓国パビリオンを訪れることを強く決意したのには、いくつかの理由があります。

一つは、万博全体のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に対し、韓国が掲げる「こころに寄り添う : いのち花開く未来へ (With Hearts)」という、非常に人間的で普遍的なテーマに強く惹かれたからです。最新の科学技術が進化する一方で、現代社会では人々の心の繋がりや、共存の重要性が改めて問われています。韓国がこの問いに対し、どのように答えを見出し、未来をデザインするのか、そのアプローチに非常に興味がありました。

二つ目は、韓国が持つ先端未来技術が、「いのちの尊さ」を重んじながら、どのように人々と人をつなぎ、持続可能な未来社会へと導くのかという点です。単に「最新の技術を見せる」だけでなく、その技術が最終的に「人間の幸福」や「心の繋がり」にどう貢献するのかという、温かい視点に期待を抱きました。韓国のテクノロジーと、伝統的な儒教思想や、現代のK-Cultureが持つ「共感力」がどのように融合されるのか、その独自のアプローチをぜひ肌で感じてみたかったのです。

そして三つ目は、連日ニュースやSNSで流れてくる「韓国パビリオンは感動的!」「心が温まる体験ができる!」といった高評価です。混雑覚悟ででも、このパビリオンだけは絶対に体験したい!という強い思いがあり、万博全体のハイライトの一つとして確信していました。

これらの期待を胸に、いざ韓国パビリオンへと向かいました。

『韓国パビリオン』へのアクセス

韓国パビリオンは、万博会場の中でも特に人気の高いパビリオンの一つです。そのため、入場にはそれなりの戦略が不可欠でした。

韓国パビリオンへの入場は、基本的に公式アプリでの事前予約で入れますが、事前予約なしでも並ぶことで入場可能です。私が訪れたときは、運営はかなりスムーズになっていましたが、それでも韓国パビリオンの人気は非常に高く、事前予約は難しい状況でした。

私は今回、事前予約が取れなかったため、直接韓国パビリオンの当日入場の列に並びました。2時間くらい待つことで入場することができました。

パビリオン外観とアプローチ:躍動と調和の象徴

韓国パビリオンの建物は、そのテーマである「こころに寄り添う」を体現するかのように、非常に有機的で、かつ躍動感のあるデザインです。直線的なフォルムの中に、曲線や螺旋状の要素が取り入れられており、まるで生命が螺旋を描いて成長していく様や、人々の心が繋がり合い、波紋のように広がっていく様を表しているかのようでした。

外壁には、白を基調とした素材が用いられ、光の当たり方によってその表情を繊細に変化させます。シンプルでありながらも、見る者に強い印象を与える、洗練されたデザインです。なお、外観で目を引くのは、幅27m、高さ10mもある超大型メディアファサードの存在です。その巨大LEDに韓国各地の美しい風景や伝統的な美、最先端技術が生み出す未来の社会などが映し出される様子は圧巻です。

入口へのアプローチは、訪れる人々を温かく迎え入れるような、開かれた空間となっています。並んでいる間も、パビリオンから聞こえてくる優しい音響や、スタッフの方々の笑顔が、これから始まる体験への期待感を高めてくれます。韓国の国旗が誇らしげに掲げられ、その前に広がる空間は、万博という国際的な舞台にふさわしい、堂々とした佇まいでした。

パビリオン内部体験:「心」と「テクノロジー」が織りなす、深い共感の旅

韓国パビリオン内部は、万博のテーマである「こころに寄り添う」を、最先端の技術と、感動的な演出で体験できるようになっています。

音と光を集め、みんなが一つに

まず足を踏み入れたのは、光と音響が非常に巧みに演出された導入ゾーンです。ここでは、世界中の人々の「心」がどのように繋がり合い、共鳴していくのかをテーマにした、視覚的にも聴覚的にも非常に美しい映像インスタレーションが展開されていました。

展示館の入り口で、来場者は韓国館からの問いかけに答え、自分の声を録音します。展示1館では、集められた世界各国の言葉をAI技術で加工し、音楽として再構成します。録音された声は、音楽に変換され、独特な光の形に視覚化されることで、音と光が連動した共感覚インスタレーションとして生まれ変わります。音楽と照明が一体となった華やかなパフォーマンスは、光と音が織りなす感覚的な体験を提供してくれます。

本展示は、来場者一人一人の参加を通じて、異なる人々の思いや心を一つにつなぐことを体現し、テクノロジーとアートが融合した特別な瞬間を創り出します。自分の声がひとつの作品として完成される過程を直接体験しながら、今まで経験したことのない感動を味わうことができます。

荒廃した都市から、いのちの回復へ

展示2館では、現代文明を象徴するコンクリートや日用品をオブジェとして構成し、産業化以降の荒廃した都市文明の未来像を視覚的に表現します。本展示は、化石化した都市の姿に想像を巡らせることで、深刻化する環境・エネルギー問題への警戒を呼びかけています。

来場者は、展示内のエコ技術と連動した仕掛けを体験しながら、持続可能な未来への新たな希望を見出すことができます。特に、韓国のエネルギー技術を代表する水素燃料電池は、来場者が吹き込む息に反応し、脱炭素世界を体験することができます。

本館の参加型展示は、テクノロジーと人間が共に創り出す持続可能な未来を体感させ、単純な観覧型を超えた没入型の体験することができます。来場者の積極的な参加を通じて、未来の環境回復に向けた希望と実践のメッセージを感じることもできます。

同じ時間の中のメロディー

展示3館の没入型3面スクリーンシアターでは、2040年を生きる韓国の女子高生が、未来技術を使って、2025年に祖父が残した未完成の楽曲を完成させていくショートストーリー映像が楽しめます。音楽を通じた、時を超える世代間のつながりを描く物語が展開され、韓国だけでなく世界のあらゆる人が共感できる「家族」と「愛」、そして「世代間の絆」という不変の価値を伝えられます。

本展示では、3面マルチ・ワイドスクリーンと最先端の映像技術を駆使しながら、K-POPやダンスなど、韓国ならではのコンテンツを紹介し、ダイナミックで感性豊かな没入体験することができます。また、過去と未来が同じ空間に存在しているような映像演出を通じて、時代が変わっても私たちが大切にする価値は失われることなく続いていく、といったメッセージも受け取れます。

韓国の現在と未来、文化と技術が交差する特別な体験を楽しむことができます。

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開幕後の韓国パビリオン体験で感じたことと、その衝撃

開幕後の韓国パビリオンを体験してみて、非常に刺激的で、知的に深く、そして心から感動する「体験」でした。

  • 「心」と「共感」への深いアプローチ: 多くのパビリオンが技術や経済発展を強調する中で、韓国館は、テクノロジーが人々の心を繋ぎ、共感を生み出す手段であるという、非常に人間的な視点を強く打ち出していました。これは、現代社会が抱える孤独や分断といった課題に対する、非常に温かいメッセージだと感じます。
  • 先端技術が紡ぐ「感動」: 韓国が誇る技術や生命科学が、単なる知識の提示に終わらず、映像、音響、インタラクティブな演出と融合することで、来場者の感情に直接訴えかける「感動」を生み出していました。技術が「詩」になる、という感覚です。
  • 未来へのポジティブな提案: 単に課題を提示するだけでなく、それらを乗り越え、すべてのいのちが共に豊かに共存できる未来社会への、明確で希望に満ちたビジョンが提示されていました。それは、万博のテーマを最も深く、そして人間中心の視点で表現しているアプローチだと感じます。
  • 運営の洗練と多言語対応: 開幕から時間が経ち、運営は非常にスムーズになっていました。スタッフの方々も、韓国語、英語、日本語を巧みに操り、国際的な万博の雰囲気を一層高めてくれました。そのホスピタリティもまた、来場者の心に寄り添う姿勢を体現しているようでした。

このパビリオンは、単なる技術展示やアトラクションではありません。それは、「未来を体験し、自ら問いを立て、希望を見出す場所」だと感じました。万博のテーマを最も深く、そして人間中心の視点で表現しているパビリオンの一つだと断言できます。

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訪問を検討している方へ:韓国パビリオン攻略の鍵とアドバイス

韓国パビリオンは非常に人気が高く、スムーズに体験するためには事前の準備が不可欠です。

  1. 公式アプリでの事前予約を最優先に!: これが最も確実な方法です。万博の公式アプリから、韓国パビリオンの事前予約を試みましょう。予約できれば待ち時間なしで入場できます。
  2. 「開場ダッシュ」で!: 当日の万博開場と同時に韓国パビリオンへ直行しましょう。
  3. 時間に余裕を持つ: 予約時間が取れても、移動時間や、他のパビリオンの待ち時間などを考慮し、万博全体を回るスケジュールには余裕を持ちましょう。
  4. 公式アプリは必須アイテム!: 会場マップ、現在地、パビリオンのリアルタイム待ち時間、イベント情報、フード情報など、全ての情報が公式アプリで更新されます。万博を効率的に回るには、このアプリのフル活用が必須です。
  5. モバイルバッテリーは絶対に忘れずに!: スマホを一日中使うことになるので、モバイルバッテリーは必携です。
  6. 日差し対策と水分補給: 夢洲は非常に開けた場所なので、日差しを遮るものが少ないです。帽子や日焼け止め、サングラスなどの日差し対策は必須です。こまめな水分補給も忘れずに。
  • 場所: 万博会場内。公式アプリのマップで確認しましょう。
  • 体験時間: メインの体験は約30分
  • 入館料: 万博の入場券があれば、パビリオンの入場料はかかりません。(ただし、前述の通り入場には予約や整理券が必要です。)
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総評:韓国パビリオンは、心に深く響く「いのちの共感」体験!

大阪・関西万博の『韓国パビリオン』は、私の期待をはるかに超える、非常に洗練され、深く、そして希望に満ちた「体験」でした。単なる技術の羅列や、派手な演出に終わらず、科学と芸術、倫理が高度に融合した、人間中心の未来社会のビジョンを提示してくれました。

生命の尊厳、テクノロジーがもたらす人々の心の繋がり、そして文化が社会にもたらす豊かさ…。これらが、美しく、そして示唆に富んだ演出で表現されており、未来が、単なる便利さだけでなく「いかに人間らしく、互いに寄り添い、共に生きるか」を追求するものであることを強く感じさせられました。

開幕から時間が経ち、運営はスムーズになっていましたが、このパビリオンの根底にあるメッセージと、その体験の質は、会期中ずっと変わらないはずです。

もしあなたが大阪・関西万博を訪れるなら、どんなに混雑していても、ぜひ韓国パビリオンを最優先で訪れることを強くおすすめします。予約に挑むか、開場ダッシュをする価値は十分にあります。

きっと、あなたの未来への視点が変わるような、そして人類の可能性と共感の力に新たなインスピレーションを抱くような、そんな特別な体験が待っているはずです。このパビリオンで得た感動と、未来への問いかけを、これからの私自身の「いのち輝く未来」のデザインに活かしていきたいと思います。

この記事が、あなたの『韓国パビリオン』訪問のきっかけとなれば嬉しいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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