まず、「R」のインストール方法を紹介します。
次のリンク先サイトより、「R」がダウンロード出来ます。 https://cran.ism.ac.jp/
上記リンク先を押下するとRをインストールする環境の選択肢が表示されます。RをインストールするPCの環境に合わせクリックします。(例:「Windows」を利用している場合は、「Download R for Window」をクリックします。「Mac」を利用している場合は、「Download R for(Mac)OS X」をクリックします。)
Macの場合、上記のリンクに遷移します。特別な理由がない場合は、最上位に記載されている最新版のパッケージをクリックし、(表示されるホップアップなどに従って)Rのダウンロードを実行します。
Windowsの場合、上記のリンクに遷移します。特別な理由がない場合は、表示されている最新版のパッケージをクリックし、(表示されるホップアップなどに従って)Rのダウンロードを実行します。
次にプログラムの実行方法を紹介します。プログラム実行する準備として、作業ディレクトリの設定を行います。なお、作業ディレクトリとは、解析したいデータ(Rに読み込みたいデータ)のファイルがあるディレクトリになります。
setwd()関数を用いることで、作業ディレクトリの設定が出来ます。スライド上、サンプルコードとして、setwd(”/Users/A/workspace”)としています。この場合、「/Users/A/workspace」配下のフォルダを作業ディレクトリのパスとして設定しています。
コンソール画面上にプログラムを入力し、エンターキーを押下することで実行(作業ディレクトリが設定)されます。(プログラムの実行方法については、次を参照下さい。)
R言語では、1行ごと実行していきます。JavaやC言語ではプログラムを入力し、コンパイルすることが必要でしたが、Rではコンパイルが不要になります。Rコンソールで1行記載したら、エンターキーを押下することで、プログラムは実行されます。
c(1,2,3,4,5,6)
c(1:3,4:6,5:1)
c(“A”,”B”)
Rでは他のスクリプトを立ち上げ、プログラムを書くことが出来ます。Mac版の場合は、プリンターの横の白い紙のようなアイコンをクリックすることで、新しいスクリプトが表示されます。Windows版の場合は、ファイルから「新しいスクリプト」を選択することによって、新しいスクリプトが表示されます。
スクリプト上でコードを記載した後、1行ずつ実行したい場合は、スクリプト上のカーソルのある行で「(Mac)”command+return”」or 「(Windows)”control+R”」を押下します。
複数行のプログラムを実行したい場合、スクリプト上の実行したい行を全て選択した上で、「(Mac)”command+return”」or 「(Windows)”control+R”」を押下します。
なお、実行結果は、コンソール画面上に表示されます。
コンソール画面では、1行ごとにプログラムを実行しなければいけないため、一度実行したプログラムを書き換えられないなど、不便な部分があります。そこで、新しいスクリプトを使えば、自由にプログラムを考案することができます。
x<-c(1,2,3,4,5,6)
x
y<-c(1:3,4:6,5:1)
y
z<-c(“A”,”B”)
z
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[…] 第2回 〜「Rインストール」「Rプログラム実行」〜 […]