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「PDCA」「アジャイル開発」の解説

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PDCAとは?


PDCAとは、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の4つの頭文字から「PDCAサイクル」とも呼ばれ、4つの段階を循環的に繰り返し行うことで、業務の改善、効率化に寄与できる手法のことです。

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「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」での各項目について見て行きます。

  • Plan(計画):問題を整理し目標を立て、その目標を達成するための計画を策定します。
  • Do(実行):目標と計画をもとに、業務を行います。
  • Check(評価):実施した業務が計画通り行われ、当初の目標を達成したか評価します。
  • Act(改善):評価結果をもとに業務改善を行います。

「PDCA」に関する詳細解説、関連問題に関しては、下記リンク先も参照下さい。

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PDCAに関する問題

◆確認問題

サービスレベル管理のPDCAサイクルのうち,C(Check)で実施する内容はどれか。
 ア. SLAに基づくサービスを提供する。
    イ. サービス提供結果の報告とレビューに基づき,サービスの改善計画を作成する。
    ウ. サービス要件及びサービス改善計画を基に,目標とするサービス品質を合意し,SLAを作成する。
エ. 提供したサービスを監視・測定し,サービス報告書を作成する。

出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問48

◆確認問題の解答(エ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。

  • ア:「Do(実行)」で実施する内容です。
  • イ:「Act(改善)」で実施する内容です。
  • ウ:「Plan(計画)」で実施する内容です。
  • エ:正解です。「Check(評価)」で実施する内容です。

アジャイル開発とは?

「アジャイル開発」とは、システムやソフトウェア開発におけるプロジェクト開発手法の一つであり、小単位で実装とテストを繰り返し、開発を進める手法です。一般的に、従来の開発手法(ウォーターフォール)に比べ、開発期間が短縮されると言われています。

「アジャイル開発」に関する詳細解説、関連問題に関しては、下記リンク先も参照下さい。

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アジャイル開発に関する問題

◆確認問題

アジャイル開発の特徴として,適切なものはどれか。
 ア.  各工程間の情報はドキュメントによって引き継がれるので,開発全体の進捗が把握しやすい。
 イ.  各工程でプロトタイピングを実施するので,潜在している問題や要求を見つけ出すことができる。
   ウ.  段階的に開発を進めるので,最後の工程で不具合が発生すると,遡って修正が発生し,手戻り作業が多くなる。
   エ.  ドキュメントの作成よりもソフトウェアの作成を優先し,変化する顧客の要望を素早く取り入れることができる。

出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問49

◆確認問題の解答(エ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。

  • ア:本選択肢は、「ウォータフォール型開発」の特徴になります。仕様書を詳細に作り込むほど、変更コストが大きくなります。そのため、柔軟な計画変更を前提である「アジャイル開発」では、詳細なドキュメントは要求されません。さらに、必要のないドキュメントは作成されません。
  • イ:開発の初期段階で、プロトタイプを作成することはありますが、各工程ごとには実施しません。各工程でプロトタイプを作成すると、開発効率が落ちます。
  • ウ:本選択肢は、「ウォータフォール型開発」の特徴になります。「アジャイル開発」では、柔軟な計画変更を前提とするので、「ウォータフォール型」の開発モデルと比較し、手戻り作業のリスクは抑えらます。
  • エ:正解です。「アジャイル開発」は、無駄なドキュメントを作成より、ソフトウェアの開発を優先します。認識齟齬が生じやすいドキュメントによるコミュニケーションではなく、顧客に実際に動くソフトウェア(プロトタイプ)を提示し、要望・修正を素早く確実に取り入れて行きます。
アジャイル開発

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