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「VPN」「メモリ」の解説

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VPNとは?

「VPN」とは、「Virtual Private Network(仮想プライベートネットワーク)」の略であり、インターネットなどに接続している利用者間に機密性を確保した仮想的な専用回線を構築する技術です。

「VPN」に関連する解説、関連問題に関しては、以下のリンク先を参照ください。

VPNに関する問題

通信プロトコルとしてTCP/IPを用いるVPNには,インターネットを使用するインターネットVPNや通信事業者の独自ネットワークを使用するIP-VPNなどがある。インターネットVPNではできないが,IP-VPNではできることはどれか。
   ア.  IP電話を用いた音声通話
   イ.  帯域幅などの通信品質の保証
   ウ.  盗聴,改ざんの防止
   エ.  動画の配信

出典:令和2年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問78

◆確認問題の解答(イ)、解説・・・解説は、次の通り。

「VPN」は、「IP-VPN」と「インターネットVPN」に大別できます。

「IP-VPN」は、一般のインターネット網ではなく、通信業者が用意した閉域IPネットワークを使用してVPNを構築する方式になります。一般的に、構築コストが高いが、盗聴や改ざんのリスクが低く、混雑の影響を受けにくいです。但し、使用可能なプロトコルがIPに限られます。

「インターネットVPN」は、セキュリティプロトコルであるIPsecや、SSL/TLSの機能を使用して一般のインターネット網上にVPNを構築する方式になります。一般的に、構築コストは安いが、盗聴や改ざんのリスクは増加します。

「インターネットVPN」と比較したとき、「IP-VPN」の特長は、回線の稼働率や通信速度についてのSLAが用意され通信品質が保証されるという点があります。「インターネットVPN」は、多くの人が利用するインターネット回線を利用するので帯域保証はありません。IP電話、盗聴・改ざん防止、動画配信はどちらのサービスでもできますが、通信品質の保証を得るには、「IP-VPN」を選択する必要があります。

メモリとは?

「キャッシュメモリ」とは、 CPUと主記憶の速度差を埋めるために搭載される記憶装置で、「SRAM(Static RAM)」が用いられます。

「主記憶」とは、CPUが直接読み書きするために実行するプログラムやデータを記憶する装置で、「DRAM(Dynamic RAM)」が用いられます。

「補助記憶」とは、主記憶以外の記憶装置のうち、主にコンピュータに常時接続される大容量の記憶装置で、磁気ディスクの「HDD(Hard Disk Drive)」や半導体メモリの「SSD(Solid State Drive)」が用いられます。

「メモリ」に関連する解説、関連問題に関しては、以下のリンク先を参照ください。

メモリに関する問題

次の①~④のうち,電源供給が途絶えると記憶内容が消える揮発性のメモリだけを全て挙げたものはどれか.
①  DRAM
②   ROM
③   SRAM
④   SSD
   ア.  ①,  ②
   イ.  ①,  ③
   ウ.  ②,  ④
   エ.  ③,  ④

出典:令和2年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問79

◆確認問題の解答(イ)、解説・・・解説は、次の通り。

コンピュータの電源をOFFにしたときに記憶内容が消えるかどうかで考えます。主な、記憶装置を揮発性・不揮発性で分類すると以下の通りです。

揮発性不揮発性
・SRM
・DRAM
・レジスタ
・ROM
・HDD
・SSD
・フラッシュメモリ
・CD,DVD
・磁気テープ

原則、CPUが直接アクセスする記憶装置は揮発性、それ以外は不揮発性になります。①~④の中で揮発性メモリであるのは「①DRAM」と「③SRAM」になります。

VPN

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