「ネットワーク(LAN・WAN)」「SXGA/QVGA」の解説
ネットワークとは?
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「LAN」とは、「Local Area Network」の略であり、建物内などの、比較的狭く限定された範囲のネットワークのことです。
「WAN」とは、「Wide Area Network」の略であり、地理的離れた地点に設置されたLAN間を結ぶ、比較的広い範囲のネットワークのことです。
「ネットワーク(LAN・WAN)」の解説詳細は、以下リンク先にも記載がございます。類似の確認問題も出題しておりますので、是非、参照下さい。
ネットワークに関する問題
◆確認問題
WANの説明として,最も適切なものはどれか。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問91
ア. インターネットを利用した仮想的な私的ネットワークのこと
イ. 国内の各地を結ぶネットワークではなく,国と国を結ぶネットワークのこと
ウ. 通信事業者のネットワークサービスなどを利用して,本社と支店のような地理的に離れた地点間を結ぶネットワークのこと
エ. 無線LANで使われるIEEE802.11規格対応製品の普及を目指す業界団体によって,相互接続性が確認できた機器だけに与えられるブランド名のこと
◆確認問題の解答(ウ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り
- ア:「VPN(Virtual Private Network)」の説明になります。
- イ:「インターネット」の説明になります。WANは、LAN同士を結んだ広域通信網のことです。
- ウ:正解です。「WAN」の説明になります。
- エ:「Wi-Fi」の説明になります。
SXGA・QVGAとは?
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「SXGA」とは、画面や画像、動画等の表示・構成画素数の通称の一つで、1280×1024ピクセルのことです。画素数は、131万720ピクセルで、アスペクト比(縦横比)は5:4です。
「QVGA」とは、画面や画像、動画等の表示・構成画素数の通称の一つで、320×240ピクセルのことです。画素数は、76,800ピクセルで、アスペクト比(縦横比)は4:3です。
「SXGA」は、「XGA(1024×768)」を拡大したもので、17インチのパソコン向けディスプレイ装置が普及した際に、その画面サイズとして広まりました。他の主要な画面サイズに比べ変則的に縦が長いのが特徴です。
「QVGA」は、「VGA(640×480)」の縦横を1/2に縮小したもので、画素数・面積が1/4であり、携帯電話や携帯情報端末の画面サイズなどでよく用いられています。また、縦長の240×320ピクセルが使われることもあります。
画面や画像、動画などの表示・構成画素数の主要な名称の一覧は以下の通りです。
横 | 縦 | アスペクト比 | |
VGA | 640 | 480 | 4:3 |
SVGA | 800 | 600 | 4:3 |
XGA | 1024 | 768 | 4:3 |
QVGA | 1280 | 960 | 4:3 |
SXGA | 1280 | 1024 | 5:4 |
FWXGA | 1366 | 768 | 約16:9 |
UXGA | 1600 | 1200 | 4:3 |
FHD | 1920 | 1080 | 16:9 |
4K | 3840 | 2160 | 16:9 |
8K | 7680 | 4320 | 16:09 |
SXGA・QVGAに関する問題
◆確認問題
PCなどの仕様の表記として,SXGAやQVGAなどが用いられるものはどれか。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問92
ア. CPUのクロック周波数
イ. HDDのディスクの直径
ウ. ディスプレイの解像度
エ. メモリの容量
◆確認問題の解答(ウ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り
- ア:「CPUのクロック周波数」の単位は、「ヘルツ(Hz)」が用いられています。
- イ:「HDDディスクの直径」の単位は、「インチ(inch)」が用いられています。
- ウ:正解です。「SXGAやQVGA」は、ディスプレイの縦横比率及び解像度を表す名称になります。
- エ:「メモリの容量」の単位は、「バイト(B)」が用いられています。
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