「EDI」「PoC」の解説

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EDIとは?

「EDI」とは、「Electronic Data Interchange(電子データ交換)」の略であり、専用回線や通信回線を通じ、ネットワーク経由で標準的な書式に統一された発注書、納品書、請求書等ビジネス文書を電子的に交換することになります。

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EDIを導入すると、企業間取引を効率化し、受発注の省力化、在庫照会や納期照会などの決済業務が加速すると言われています。

従来の取引では、取引先ごとに電話やメール、FAX、郵送などを用いて書類のやり取りが行われるため、取引業務に多くの手作業が発生してしまいます。

しかし、EDIを導入することで、受発注などの取引データの送受信から業務システムとのデータ連携までを自動化できるため、手作業を減らすことができます。

また、EDIの導入で、売上や在庫のデータを取引先と共有できるため、欠品や過剰在庫が抑えられ、データの品質向上やコスト削減にも結び付きます。なお、需要予測、生産計画、販売計画、在庫計画の最適化を行えるため、企業競争力が強化されます。

EDIで取引を行うためには、データをやりとりする通信プロトコルと、伝票のフォーマットなどを定める必要があります。EDIには、特定の企業間だけで取引する個別のEDIと、同業界・業種であればどの企業でも取引できる標準EDIがあります。

EDIに関する問題(令和2年秋 問27)

企業間で商取引の情報の書式や通信手順を統一し,電子的に情報交換を行う仕組みはどれか。
 ア.  EDI
    イ.  EIP
    ウ.  ERP
    エ.  ETC

出典:令和2年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問27

正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!

ア.  EDI

正解です。

イ.  EIP

不正解です。

ウ.  ERP

不正解です。

エ.  ETC

不正解です。

PoCとは?

「PoC」とは、「Proof of Concept(概念実証)」の略であり、新しい概念や理論、原理、アイディアの実証を目的とした、試作開発の前段階における検証やデモンストレーションのことです。

「PoC」の実施は、企画から机上で要件定義を行うのではなく、まず最小限の機能を提供するテスト的な試作/実装を行い、それを実際のユーザー利用してもらうことで、プロジェクトを本格的にスタートすべきか否かを判断します。

「PoC」の実施することは、IoT(モノのインターネット)やM2M、AI(人工知能)、RPA、ドローンなど「新しい概念」に基づいたサービス提供において、付加価値やサービス、ソリューションの仕様を検証・実証する際に、重要なプロセスになります。

特に、このような新しい概念のサービスは、全体の仕様決定が難しいため、PoCを繰り返すことで、少しずつ対応領域を広げていくことが適しているといわれています。

PoCに関する問題(令和2年秋 問28)

新しい概念やアイディアの実証を目的とした,開発の前段階における検証を表す用語はどれか。
 ア.  CRM
    イ.  KPI
    ウ.  PoC
    エ.  SLA

出典:令和2年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問28

正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!

ア.  CRM

不正解です。

イ.  KPI

不正解です。

ウ.  PoC

正解です。

エ.  SLA

不正解です。

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