「総所要時間(計算問題)」「会計(計算問題)」「プログラムの著作権保護」の解説
総所要時間に関する問題
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◆確認問題
機械XとYを使用する作業A,B,Cがあり,いずれの作業も機械X,機械Yの順に使用する必要がある。各作業における機械XとYの使用時間が表のとおりであるとき,三つの作業を完了するための総所要時間が最小となる作業の順番はどれか。ここで,図のように機械XとYは並行して使用できるが,それぞれの機械は二つ以上の作業を同時に行うことはできないものとする。
出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問5
ア. A→B→C
イ. A→C→B
ウ. C→A→B
エ. C→B→A

◆確認問題の解答(ウ)、解説・・・解説は、次の通り。
上記スライドの確認問題を用いて解説をします。設問の条件に従って、各選択肢(各順番ごと)の所要時間をそれぞれ求めます。(スライドでも記載通り、各作業手順での所要時間は以下の通りです。)
- ア:A→B→C(32分)
- イ:A→C→B(31分)
- ウ:C→A→B(29分)
- エ:C→B→A(34分)
以上より、所要時間が一番短くなる作業手順は、C→A→Bでの29分です。よって、(ウ)が正解になります。
会計に関する問題
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◆確認問題
ある商品の販売計画及び販売実績は表のとおりとなった。このとき,利益の計画に対する実績の比率は何%か。ここで,比率の小数点以下は切り捨てて求めるものとする。
出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問6
ア. 77
イ. 99
ウ. 110
エ. 129

◆確認問題の解答(ア)、解説・・・解説は、次の通り。
利益の計画に対する実績の比率を求めるので、まず、利益の実績を求めます。利益を求める式は、表中の「利益」に記載があるように以下で与えられます。
「利益 = 販売価格 × 販売数-仕入価格 × 仕入数」
上記の式に表の販売実績の値を代入し、計算をします。
利益 = 1,350(販売価格)× 1,100(販売数)- 1,000(仕入価格)× 1,100(仕入数)= 1,100 × (1,350 - 1,000) = 1,100 × 350 = 385,000(円)
以上より、利益の実績は38.5万円であることが分かります。又、利益の計画は50万円であることから、利益の計画に対する実績の比率は、38.5万円 ÷ 50万円=0.77=77%となります。
よって、正解は77%の(ア)となります。
プログラムの著作権保護とは?
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「著作権」とは、知的財産権(知的所有権)の一種であり、美術、音楽、文学、学術など作者の思想や感情が表現された「著作物」を著作者に対して、法律により与えられた権利のことです。
「プログラムの著作権保護」の解説詳細は、以下リンク先にも記載がございます。類似の確認問題も出題しておりますので、是非、参照下さい。
プログラムの著作権保護に関する問題
◆確認問題
開発したプログラム及びそれを開発するために用いたアルゴリズムに関して,著作権法による保護範囲の適切な組合せはどれか。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問7

◆確認問題の解答(ウ)、解説・・・上記スライド資料より、(著作権法に)「プログラム」は、「保護される」が、「アルゴリズム」は「保護されない」ことから、該当する選択肢は(ウ)になります。
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