「数の接頭語」の解説 〜 ITパスポート R5年 問96 〜

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数の接頭語とは、M(メガ)やG(ギガ)といった本来の単位に0を省略するために用いられるもの。コンピュータは、大量のデータを扱い、短期間で処理することから、非常に大きな数値や小さい数値を扱うため、利用される場面がある。

目次

数の接頭語とは?

数の接頭語とは、何ですか?

数の接頭語は、特定の数値の倍数や分数を表すために単位の前に付ける言葉です。

例えば「キロ」は1,000倍、「メガ」は1,000,000倍というように、規模を表現するために使われます。

ITパスポート試験では、バイトやビットなど、データの単位に接頭語が付いたものが多く出題されます。

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【代表的な数の接頭語一覧】

接頭語倍数表す数値
キロ (kilo)10³1,0001キロバイト (KB) = 1,000バイト
メガ (mega)10⁶1,000,0001メガバイト (MB) = 1,000,000バイト
ギガ (giga)10⁹1,000,000,0001ギガバイト (GB) = 1,000,000,000バイト
テラ (tera)10¹²1兆1テラバイト (TB) = 1兆バイト
ペタ (peta)10¹⁵1京

【なぜ数の接頭語を理解することが大切なのか?】

データ量や速度に関する理解を深める

IT分野では、データ量や通信速度を効率的に理解するために数の接頭語が使われます。特にITパスポート試験では、「1GBは何MBか?」など、実務的な問題が出題されることがあります。数の接頭語を正確に把握しておくことで、こうした問題に迅速に対応できます。

単位換算のポイント

数の接頭語を使った単位換算は、最初は混乱しやすいものの、覚えてしまえば簡単です。キロ、メガ、ギガのように、3桁ごとに区切って覚えるとわかりやすくなります。 

【数の接頭語の覚え方】

数の接頭語を効率よく覚えるための方法として、語呂合わせを使うのがおすすめです。例えば、「キロ、メガ、ギガ、テラ」と覚えた後に、自分なりのフレーズを作って順番を記憶しましょう。

例: 「キメがギャーっと手を上げる」
このように、覚えやすい言葉で接頭語の順番を身につけましょう。

数の接頭語に関する問題(令和5年問96)

CPUのクロック周波数や通信速度などを表すときに用いられる国際単位系(SI)接頭語に関する記述のうち,適切なものはどれか。

    ア.   Gの10の6乗倍は,Tである。

    イ.   Mの10の3乗倍は,Gである。

    ウ.   Mの10の6乗倍は,Gである。

    エ.   Tの10の3乗倍は,Gである。

出典:令和5年度  ITパスポート試験公開問題 問96

正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!

ア.   Gの10の6乗倍は,Tである。

不正解です。

イ.   Mの10の3乗倍は,Gである。

正解です。

ウ.   Mの10の6乗倍は,Gである。

不正解です。

エ.   Tの10の3乗倍は,Gである。

不正解です。

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