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マーク・ザッカーバーグ(ハーバード大学卒業式)名スピーチ ⑥ 〜 世界で役割を 〜

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世界の名スピーチ !! 今回は、Facebookを創業した「Mark Zuckerberg (マーク・ザッカーバーグ)」が、ハーバード大学(Harvard university)の卒業式で行ったスピーチを紹介していきます。

今回は、前回の「マーク・ザッカーバーグ(ハーバード大学卒業式)名スピーチ ⑤」の続きになります。以下、リンク先を参照下さい。

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マーク・ザッカーバーグ のスピーチ原文(下段:日本語訳)

本サイトでは、スピーチの英文と、日本語訳で紹介していきます。(英文については、ハーバード大学のwebサイト から、参照しております。)また、ビジネスや生活に役立つ、スピーチ中の名言については、スライド画像を用いて紹介していきます。(文章中太文字の英単語はこの記事の最下部に、英単語の意味を記載しております。)

Class of 2017, you are graduating into a world that needs purpose. It’s up to you to create it.

2017年卒業のみなさん、みなさんは、目的が必要な世界へと、卒業されようとしています。それを創れるかは、みなさん次第です。

Now, you may be thinking: can I really do this?

さて「本当にできるのだろうか?」と考えているかもしれません。

Remember when I told you about that class I taught at the Boys and Girls Club? One day after class I was talking to them about college, and one of my top students raised his hand and said he wasn’t sure he could go because he’s undocumented. He didn’t know if they’d let him in.

私が少年少女クラブで教えた授業のことを話したのを覚えていますか? ある日、授業の後、生徒たちと大学進学について話していました。優秀な生徒の一人が手を挙げて、自分は不法滞在の移民なので、進学できるかどうか分からないと言いました。大学が入れてくれるか分からなかった。

Last year I took him out to breakfast for his birthday. I wanted to get him a present, so I asked him and he started talking about students he saw struggling and said “You know, I’d really just like a book on social justice.”

昨年、彼を誕生日の朝食に招待しました。 プレゼントをしたかったので、何がほしいのか尋ねました。そして、クラスで苦労している他の生徒について話を始めたのです。「あのね、社会正義に関する本がいいな」と言いました。

I was blown away. Here’s a young guy who has every reason to be cynical. He didn’t know if the country he calls home — the only one he’s known — would deny him his dream of going to college. But he wasn’t feeling sorry for himself. He wasn’t even thinking of himself. He has a greater sense of purpose, and he’s going to bring people along with him.

本当に驚きました。皮肉になっても全くおかしくない若者です。故国と呼ぶ国、知っている唯一の国が、自分の大学進学の夢を否定するかもしれない。しかし、自分自身を惨めに思っていませんでした。彼は、自分自身のことについてさえ考えていませんでした。彼は、より大きな目的意識を持ち、人々を自らの旅路に伴おうとしていました。

It says something about our current situation that I can’t even say his name because I don’t want to put him at risk. But if a high school senior who doesn’t know what the future holds can do his part to move the world forward, then we owe it to the world to do our part too.

私は彼を危険にさらしたくないことから、現在の状況に関わることである彼の名前を挙げることすらできません。しかし、未来がどうなるか分からない高校4年生が、世界を前進させる自分の役割を果たすことができるならば、私たちも、世界で役割を果たさなければならない。

Before you walk out those gates one last time, as we sit in front of Memorial Church, I am reminded of a prayer, Mi Shebeirach, that I say whenever I face a challenge, that I sing to my daughter thinking about her future when I tuck her into bed. It goes:

みなさんがあの門を最後に出て行くその前に、メモリアル・チャーチの手前に座っている今、大きな課題に直面するたびに唱える祈り、ミー・シェベイラを思い出します。娘を夜寝かしつけるとき、その将来を思いながら唱えるものです。こんな祈りです。

“May the source of strength, who blessed the ones before us, help us *find the courage* to make our lives a blessing.”

「我らに先立つ者を祝福した力の源よ。勇気を持つのを助けたまえ。我らの人生を祝福されたものとするために」

I hope you find the courage to make your life a blessing.

勇気を持ち、人生を祝福されたものとされることを願っています。

Congratulations, Class of ’17! Good luck out there.

おめでとうございます。2017年の卒業生! 幸あれ。

英単語紹介

  • It’s up to you:あなた次第です
  • undocumented:在住許可書がない
  •  I was blown away:本当に驚いた
  • cynical:皮肉


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