「無線LAN」「情報セキュリティの3大要素」「伝送速度(計算問題)」の解説

2021年9月5日

無線LANとは?

「無線LAN」とは、無線通信を利用し、データの送受信を行うLAN(「Local Area Network」 の略で、建物内などの、比較的狭く限定された範囲のネットワーク)のことであり、「ワイヤレスLAN」、又は「WLAN」とも呼ばれます。

「無線LAN」に関連する解説、関連問題に関しては、以下のリンク先を参照ください。

無線LANに関する問題

無線LANにおいて,PCとアクセスポイント間の電波傍受による盗聴の対策として,適切なものはどれか。
   ア.  MACアドレスフィルタリングを設定する。
   イ.  アクセスポイントからのESSID通知を停止する。
   ウ.  アクセスポイントのESSIDを推定しにくい値に設定する。
   エ.  セキュリティの設定で,WPA2を選択する。

出典:令和2年度 秋期 ITパスポート試験公開問題   問93

◆確認問題の解答(エ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。

  • ア:「MACアドレスフィルタリング」とは、無線LANのアクセスポイントに、正当なユーザのMACアドレスを登録することで、正当なユーザ以外のアクセス拒否する機能になります。
  • イ:「ESSIDのステルス化」の説明になります。その場に、無線LAN環境があることを発見されにくくすることで、正当なユーザ以外のアクセスを防ぎます。
  • ウ:正当なユーザ以外のアクセスを防ぐ対策になります。
  • エ:正解です。「WPA2」とは、無線LANにおける端末とアクセスポイント間の通信を暗号化するセキュリティプロトコルになります。

情報セキュリティの3大要素とは?

「情報セキュリティの3大要素」とは、情報の「機密性」(Confidentiality)、「完全性」(Integrity)、「可用性」(Availability) の3要素のことです。なお、この3要素の頭文字をとって「CIA」といわれています。

「情報セキュリティの3大要素」の解説詳細は、以下リンク先にも記載がございます。類似の確認問題も出題しておりますので、是非、参照下さい。

情報セキュリティの3大要素に関する問題

IoTデバイス群とそれらを管理するIoTサーバで構成されるIoTシステムがある。このシステムの情報セキュリティにおける①~③のインシデントと,それによって損なわれる,機密性,完全性及び可用性との組合せとして,適切なものはどれか。
〔インシデント〕
 ①  IoTデバイスが,電池切れによって動作しなくなった。
   ②  IoTデバイスとIoTサーバ間の通信を暗号化していなかったので,情報が漏えいした。
    ③  システムの不具合によって,誤ったデータが記録された。

出典:令和2年度 秋期 ITパスポート試験公開問題   問94

◆確認問題の解答(イ) 、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り

  • ①(可用性):利用できなくなったので、損なわれるのは「可用性」になります。
  • ②(機密性):正規の利用者以外に情報が知られたので、損なわれるのは「機密性」になります。
  • ③(完全性):データに誤りが含まれ不完全なものとなったので、損なわれるのは「完全性」になります。

伝送速度に関する問題(計算問題)

伝送速度が20Mbps(ビット/秒),伝送効率が80%である通信回線において,1Gバイトのデータを伝送するのに掛かる時間は何秒か。ここで,1Gバイト=103Mバイトとする。
   ア.  0.625 
   イ.  50 
   ウ.  62.5  
   エ.  500

出典:令和2年度 秋期 ITパスポート試験公開問題   問95

◆確認問題の解答(エ)、解説・・・解説は、次の通り。

20Mbpsという伝送速度は、理論上の上限値であるため、実際の速度(実効伝送速度)は、これに伝送効率を乗じて算出します。

伝送速度が20Mbps(ビット/秒)、伝送効率が80%なので実効伝送速度は、「20Mbps×80%=16Mbps」です。

伝送するデータはバイト単位なので、計算を容易にするため、実効伝送速度もバイト単位にします。1バイト=8ビットなので、バイト単位の速度は、「16Mビット÷8ビット=2Mバイト/秒」です。

1GB=1,000MBのデータを2Mバイト/秒の速度で伝送するので、伝送に要する時間は、「1,000Mバイト÷2Mバイト=500秒」です。