「WPA2」「バイオメトリクス認証」の解説
WPA2とは?
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「WPA2」とは、「Wi-Fi Protected Access 2」の略であり、無線LAN(Wi-Fi)の通信を暗号化する方式の規格の一つで、無線LAN(Wi-Fi)のアクセスポイントへの接続を認証し、通信内容を暗号化するセキュリティプロトコルのことです。
「WPA2」の解説詳細は、以下リンク先にも記載がございます。類似の確認問題も出題しておりますので、是非、参照下さい。
WPA2に関する問題
◆確認問題
次のうち,無線LANで使用される暗号化規格はどれか。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問89
ア. cookie
イ. ESSID
ウ. MIME
エ. WPA2
◆確認問題の解答(エ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り
- ア(cookie):「cookie」とは、Webサーバへの接続が、どの端末(PC)であるかを識別するため等、WebサーバやWebページの指示により、ユーザ情報などをWebブラウザに保存する仕組みのことです。
- イ(ESSID):「ESSID」とは、「Extended Service Set Identifier」の略であり、無線LANにおいて混信を避けるため、アクセスポイントと端末に設定する識別子のことです。ESSIDが一致する機器同士のみで通信ができるようにアクセス制御を行います。
- ウ(MIME):「MIME」とは、「Multipurpose Internet Mail Extension」の略であり、ASCII文字しか使用できないSMTPを利用したメールで、日本語などの2バイトコードや画像・動画・音声データを送信するための仕組みのことです。
- エ(WPA2):正解です。「WPA2」とは、「Wi-Fi Protected Access 2」の略であり、無線LANにおける端末とアクセスポイント間の通信を暗号化するセキュリティプロトコルのことです。
バイオメトリクス認証とは?
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「バイオメトリクス認証」とは、生体認証とも呼ばれ、人間の身体的特徴(指紋、虹彩等)、行動的特徴(筆跡、まばたき等)の情報を用いて行う、個人認証の技術のことです。
「バイオメトリクス認証」の解説詳細は、以下リンク先にも記載がございます。類似の確認問題も出題しておりますので、是非、参照下さい。
バイオメトリクス認証に関する問題
◆確認問題
バイオメトリクス認証の例として,適切なものはどれか。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問90
ア. ATM利用時に,センサに手のひらをかざし,あらかじめ登録しておいた静脈のパターンと照合させることによって認証する。
イ. スマートフォンのスクリーンを一筆書きのように,あらかじめ登録した順序でなぞることによってスクリーンロックを解除する。
ウ. 複数の写真の中から屋外の写真だけを選ばせるなど,機械による判別が難しい課題を解かせることによって,人間が操作していることを確認する。
エ. 複数の写真の中から親族など本人に関係がある画像だけを選ばせることによって認証する。
◆確認問題の解答(エ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り
- ア:正解です。静脈パターンを認証情報に使っているため、「バイオメトリクス認証」の例になります。
- イ:「パターン認証」の例になります。
- ウ:「CAPTCHA認証」の例になります。
- エ:「「秘密の質問」による認証」の例になります。
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