「ロールバック」「プロキシサーバ」の解説

2021年9月3日

ロールバックとは?

「ロールバック」とは、「後進復帰」とも呼ばれ、データ更新などで障害が発生したとき、その前(処理開始前)の状態に戻すことです。 データベースでは、更新前のジャーナルファイルを使い、更新前の正常な状態に戻します。 

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「ロールバック」は、データベース処理において、トランザクション処理中にエラー発生した場合、そのトランザクション処理を開始前の状態までを戻すことです。

なお、「トランザクション」とは、口座から振込みを行う場合、送金側の残高減と振込先口座の残高増のように関連する1つ以上の処理をまとめた単位のことです。「トランザクション」は、データの整合性を保つため、「全ての処理が完了する」又は「全く処理が行われなかったか」のどちらかで終了する必要があります。トランザクションの途中で、不具合が発生し処理を続行できない場合、DBMSは、「ロールバック」で「全く処理が行われなかった」状態にデータベースを戻します。

ロールバックに関する問題

◆確認問題

トランザクション処理におけるロールバックの説明として,適切なものはどれか。
   ア. あるトランザクションが共有データを更新しようとしたとき,そのデータに対する他のトランザクションからの更新を禁止すること
   イ. トランザクションが正常に処理されたときに,データベースへの更新を確定させること
   ウ. 何らかの理由で,トランザクションが正常に処理されなかったときに,データベースをトランザクション開始前の状態にすること
   エ. 複数の表を,互いに関係付ける列をキーとして,一つの表にすること

出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問63

◆確認問題の解答(ウ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。

  • ア:「排他制御」の説明になります。
  • イ:「コミット」の説明になります。
  • ウ:正解です。「ロールバック」の説明になります。
  • エ:「結合演算」の説明になります。

プロキシサーバとは?

「プロキシサーバ」とは、コンピューターに代わり、インターネット接続し、サイトへアクセスするサーバーのことです。社内LANと外部インターネットの間に設置し、URLをフィルタリングしたり匿名性を確保します。

「プロキシサーバー」が設置される場所は、社内LANと外部インターネットの間になります。この場所には、「DMX」と呼ばれ、非武装地帯、緩衝地帯などの意味を持ち、ファイアウォール(FW)という城壁に守られた社内LANの外にあります。

社内LAN内のコンピュータが、外部サーバーにアクセスしたい時、プロキシサーバーにリクエストを送信し、それを受けたプロキシサーバーが外部サーバーにリクエストを送信します。外部サーバーから送信されたリプライは、一度プロキシサーバーで受け、改めて社内LANのコンピュータにリプライを送信します。

なお、「プロキシサーバ」を設置した場合期待できる効果として、キャッシュ機能によるレスポンス向上、認証によるセキュリティ、内部ネットワークの秘匿化などが挙げられます。

プロキシサーバに関する問題

◆確認問題

プロキシサーバの役割として,最も適切なものはどれか。
   ア. ドメイン名とIPアドレスの対応関係を管理する。
   イ. 内部ネットワーク内のPCに代わってインターネットに接続する。
   ウ. ネットワークに接続するために必要な情報をPCに割り当てる。
   エ. プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互変換する。

出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問64

◆確認問題の解答(イ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。

  • ア:「DNS(Domain Name System)サーバ」の役割になります。
  • イ:正解です。「プロキシサーバ」の役割になります。
  • ウ:「DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ」の役割になります。
  • エ:「NAT(Network Address Translation)」の役割になります。