「エッジコンピューティング」「選び方(計算問題)」の解説

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エッジコンピューティングとは?

「エッジコンピューティング」とは、利用者のスマートフォンなどのインターネットにつながるIoT機器において情報を処理したり、利用者に近いエリアのネットワークにサーバを分散配置して処理を行うことで、サーバの負荷分散と通信の低遅延化を図るコンピュータモデルのことです。

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「クラウドコンピューティング」は、サーバを集約し、集中して処理する「集中処理型」になります。一方、「エッジコンピューティング」は、ネットワークにおける端末機器において、情報を処理したり、ネットワークにサーバを分散配置して処理を行う「分散処理型」となります。

なお、「エッジコンピューティング」は、主に以下の4つのメリットがあります。

  • 低遅延によるリアルタイムでのデータ処理
  • 分散処理やトラフィックの最適化
  • 通信コストの削減
  • セキュリティやBCP対策、データガバナンスの強化

エッジコンピューティングに関する問題(令和元年問71)

◆確認問題

複数のIoTデバイスとそれらを管理するIoTサーバで構成されるIoTシステムにおける,エッジコンピューティングに関する記述として,適切なものはどれか。
   ア. IoTサーバ上のデータベースの複製を別のサーバにも置き,両者を常に同期させて運用する。
   イ. IoTデバイス群の近くにコンピュータを配置して,IoTサーバの負荷低減とIoTシステムのリアルタイム性向上に有効な処理を行わせる。
   ウ. IoTデバイスとIoTサーバ間の通信負荷の状況に応じて,ネットワークの構成を自動的に最適化する。
   エ. IoTデバイスを少ない電力で稼働させて,一般的な電池で長期間の連続運用を行う。

出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問71

正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!

ア. IoTサーバ上のデータベースの複製を別のサーバにも置き,両者を常に同期させて運用する。

不正解です。

イ. IoTデバイス群の近くにコンピュータを配置して,IoTサーバの負荷低減とIoTシステムのリアルタイム性向上に有効な処理を行わせる。

正解です。

ウ. IoTデバイスとIoTサーバ間の通信負荷の状況に応じて,ネットワークの構成を自動的に最適化する。

不正解です。

エ. IoTデバイスを少ない電力で稼働させて,一般的な電池で長期間の連続運用を行う。

不正解です。

選び方に関する問題(令和元年問72)

◆確認問題

3人の候補者の中から兼任も許す方法で委員長と書記を1名ずつ選ぶ場合,3人の中から委員長1名の選び方が3通りで,3人の中から書記1名の選び方が3通りであるので,委員長と書記の選び方は全部で9通りある。5人の候補者の中から兼任も許す方法で委員長と書記を1名ずつ選ぶ場合,選び方は何通りあるか。
   ア.   5  イ.  10   ウ.  20    エ.  25

出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問 72

正しいと思う選択肢をクリックしてみてください!!!

ア.   5

不正解です。

イ.  10

不正解です。

ウ.  20

不正解です。

エ.  25

正解です。

エッジコンピューティング

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