「FinTech」「要件定義プロセス」の解説

Fin Tech とは?

「FinTech」とは、 「Finance(金融)」と「Technology(技術)」を組み合わせた造語であり、金融サービスと情報テクノロジー(ICT)を結びつけ様々な革新的な動きを指します。

「FinTech」に関連する解説、関連問題に関しては、以下のリンク先を参照ください。

FinTechに関する問題

FinTechの事例として,最も適切なものはどれか。
 ア.   銀行において,災害や大規模障害が発生した場合に勘定系システムが停止することがないように,障害発生時には即時にバックアップシステムに切り替える。
    イ.  クレジットカード会社において,消費者がクレジットカードの暗証番号を規定回数連続で間違えて入力した場合に,クレジットカードを利用できなくなるようにする。
    ウ.  証券会社において,顧客がPCの画面上で株式売買を行うときに,顧客に合った投資信託を提案したり自動で資産運用を行ったりする,ロボアドバイザのサービスを提供する。
    エ.  損害保険会社において,事故の内容や回数に基づいた等級を設定しておき,インターネット自動車保険の契約者ごとに,1年間の事故履歴に応じて等級を上下させるとともに,保険料を変更する。

出典:令和3年度 春期 ITパスポート試験公開問題 問13

◆確認問題の解答(ウ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。

  • ア:「フォールトトレラントシステム」の説明になります。
  • イ:「ロックアウト」の仕組みになります。
  • ウ:正解です。「FinTech」の事例に該当します。
  • エ:「ノンフリート等級制度」の説明になります。ICT技術を用いていません。

要件定義とは?

「要件定義」とは、「システム開発プロセス」の一部であり、(「システム開発プロセス」についてはこちらを参照下さい。)「システム開発」、「ソフトウェア開発」において、実装(開発)すべき機能、満たすべき性能を明確に定義をしていく作業工程になります。つまり、「業務要件」「機能要件」「非機能要件」を定義し、利害関係者と合意形成をする作業にもなります。上流工程の一部で、開発(実装)を始める前に行われます。

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「要件定義」に関連する解説、関連問題に関しては、以下のリンク先を参照ください。

要件定義に関する問題

ソフトウェアライフサイクルを,企画プロセス,要件定義プロセス,開発プロセス,運用プロセスに分けるとき,システム化計画を踏まえて,利用者及び他の利害関係者が必要とするシステムの機能を明確にし,合意を形成するプロセスはどれか。
 ア.   企画プロセス
    イ.  要件定義プロセス
    ウ.  開発プロセス
    エ.  運用プロセス

出典:令和3年度 春期 ITパスポート試験公開問題 問14

◆確認問題の解答(イ)、解説・・・解説は、次の通り。

システム・ソフトウェアのライフサイクルは、①企画プロセス、②要件定義プロセス、③開発プロセス、④運用プロセス、⑤保守プロセスを経て廃棄に至ります。


企画プロセスでシステム化計画が決定された後、要件定義プロセスでは、利害関係者ニーズの識別と制約条件を定義し、それに基づいて業務要件、機能要件、非機能要件などを決定する流れになります。よって、利用者及び他の利害関係者と開発するシステムの機能について合意を得るのは、「イ」の要件定義プロセスが適切です。