「ニューラルネットワーク」「エンタープライズサーチ」の解説

2021年5月4日

ニューラルネットワークとは?

「ニューラルネットワーク」とは、人間の脳内にある神経細胞(ニューロン)とそのつながりで、つまり、神経回路網を人工ニューロンという数式的なモデルで表現したものになります。なお、ディープラーニングは、ニューラルネットワークをベースとし、中間層を多層化することで学習精度を高めています。

「ニューラルネットワーク」の解説詳細は、以下リンク先にも記載がございます。類似の確認問題も出題しておりますので、是非、参照下さい。

ニューラルネットワークに関する問題

人間の脳神経の仕組みをモデルにして,コンピュータプログラムで模したものを表す用語はどれか。
 ア. ソーシャルネットワーク
    イ. デジタルトランスフォーメーション
    ウ. ニューラルネットワーク
    エ. ブレーンストーミング

出典:令和3年度 春期 ITパスポート試験公開問題 問3

◆確認問題の解答(ウ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。

  • ア(ソーシャルネットワーク):「ソーシャルネットワーク」とは、人間同士が繋がることを目的としたコンピュータネットワーク上に構築された社会的ネットワークになります。SNS(LINE・Twitter・Facebook・YouTube等)や、広い意味ではQ&Aサイト、電子掲示板なども含まれます。
  • イ(デジタルトランスフォーメーション):「デジタルトランスフォーメーション」とは、クラウド・モバイル・AI・IoT等、新たなデジタル技術を駆使し、生活を便利にしたり、既存のビジネス構造に破壊的な変革をもたらしたりする等、新しい価値を生み出すイノベーションになります。
  • ウ(ニューラルネットワーク):正解です。「ニューラルネットワーク」とは、人間や動物の脳神経をコンピュータ上でモデル化したものになります。
  • エ(ブレーンストーミング):「ブレーンストーミング」とは、参加者から様々なアイディアを幅広く集めるため、批判の禁止・自由奔放・質より量・結合・便乗歓迎というルールに則って行われる討議方法になります。

エンタープライズサーチとは?

「エンタープライズサーチ(Enterprise Search:企業内検索)」とは、内外のウェブサイトも含め、企業内、社内、部署内の書類、人事、経営情報等を統合し、検索できるようにするためのシステム、または、そのコンセプトになります。エンタープライズサーチエンジン、企業向け検索エンジンと呼ばれることもあります。

近年、企業や団体では、IT化が進んだことで、膨大なデータから必要なものを探し出すのは、時間も手間もかかります。エンタープライズサーチを活用することで、インターネットの検索エンジンのように検索することができます。

いつでもすぐに目的のデータやファイルを検索することで、業務効率化やナレッジ共有し情報活用などに大きく貢献します。また、ナレッジマネジメントや文書管理システムの一部として提供されるため、一貫してシステムを利用できます。

一般的なエンタープライズサーチには、スピーディーな検索・表示を実現するために、様々な機能が搭載されています。次に、その基本機能を紹介します。

  • 検索機能:フォルダ名やファイル名、文書内のテキストも対象として検索できます。また、文書管理システムと異なり、複数のシステムやサーバをまたいでの検索も可能になります。その他、製品によって様々ありますが、条件を詳細に指定して検索する詳細検索機能や、検索条件を保存できる機能、検索したデータと似ているものを検索できる類似検索機能など、様々な検索機能が搭載されています。
  • サジェスト機能:検索窓でキーワードを入力すると、候補ワードを表示する機能になります。頻繁に検索されるワードデータなどから表示されるため、効率的に検索することができます。また、誤入力を防いだり、検索ワードが思いつかない場合でも補助機能として入力をサポートしてくれます。
  • アクセス権限管理機能:ユーザーや部署単位で検索権限を設定できる機能になります。社内データの中には、一部の社員のみに閲覧が許可されたデータも含まれています。そのようなデータにアクセス制限を設定しておくことで、他の社員から閲覧されることなく、外部に情報が漏れるリスクも低くなり、セキュリティ面でも安全です。

エンタープライズサーチに関する問題

エンタープライズサーチの説明として,最も適切なものはどれか。
 ア. 企業内の様々なシステムに蓄積されている定型又は非定型なデータを,一元的に検索するための仕組み
    イ. 自然言語処理を実現するための基礎データとなる,電子化された大量の例文データベース
    ウ. 写真や書類などを光学的に読み取り,ディジタルデータ化するための画像入力装置
    エ. 情報システムや業務プロセスの現状を把握し,あるべき企業の姿とのギャップを埋めるための目標を設定し,全体最適化を図ること

出典:令和3年度 春期 ITパスポート試験公開問題 問4

◆確認問題の解答(ア)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。

  • ア:正解です。「エンタープライズサーチ」の説明になります。
  • イ:「コーパス」の説明になります。
  • ウ:「スキャナ」の説明になります。
  • エ:「エンタープライズアーキテクチャ」の説明になります。