「SCM」「産業財産権」の解説

2021年9月10日

SCMとは?

「SCM」とは、「Supply Chain Management(供給連鎖管理)」の略であり、材料/部品の調達から、製造、流通、販売までといった連鎖的に繋がっているサプライチェーン(供給の連鎖)全体を最適化することで、企業としての利益を最大化していくという概念のことです。

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SCMの解説詳細は、以下リンク先にも記載がございます。類似の確認問題も出題しておりますので、是非、参照下さい。

SCMに関する問題

SCMの説明として,適切なものはどれか。
    ア. 営業,マーケティング,アフターサービスなど,部門間で情報や業務の流れを統合し,顧客満足度と自社利益を最大化する。
    イ. 調達,生産,流通を経て消費者に至るまでの一連の業務を,取引先を含めて全体最適の視点から見直し,納期短縮や在庫削減を図る。
    ウ. 顧客ニーズに適合した製品及びサービスを提供することを目的として,業務全体を最適な形に革新・再設計する。
    エ. 調達,生産,販売,財務・会計,人事などの基幹業務を一元的に管理し,経営資源の最適化と経営の効率化を図る。

出典:令和2年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問15

◆確認問題の解答(イ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。

  • ア:「CRM(Customer Relationship Management)」の説明になります。
  • イ:正解です。「SCM(Supply Chain Management)」の説明になります。
  • ウ:「BPR(Business Process Reengineering)」の説明になります。
  • エ:「ERP(Enterprise Resource Planning)」の説明になります。

産業財産権とは?

「産業財産権」とは、知的財産権のうち、特許権、実用新案権、意匠権及び商標権の4つを指し、特許庁が所管しています。

産業財産権制度は、新しい技術、新しいデザイン、ネーミングなどについて独占権を与え、模倣防止のために保護し、研究開発へのインセンティブを付与したり、取引上の信用を維持したりすることによって、産業の発展を図ることを目的にしています。

これらの権利は、特許庁に出願し登録されることによって、一定期間、独占的に使用できる権利となります

  • 特許権:自然の法則や仕組みを利用した価値ある発明を保護します。存続期間は出願日から20年になります。
  • 実用新案権:物品の形状、構造または組み合わせに係る考案のうち発明以外のものを保護します。存続期間は出願日から10年になります。
  • 意匠権:製品の価値を高める形状やデザインを保護します。存続期間は出願日から25年になります。
  • 商標権:商品の名称やロゴマークなどを保護します。存続期間は設定登録日から10年になります。

産業財産権に関する問題

新製品の開発に当たって生み出される様々な成果a~cのうち,特許法による保護の対象となり得るものだけを全て挙げたものはどれか。
    a. 機能を実現するために考え出された独創的な発明
    b. 新製品の形状,模様,色彩など,斬新的な発想で創作されたデザイン
    c. 新製品発表に向けて考え出された新製品のブランド名
 ア.  a    
    イ.  a,b    
    ウ.  a,b,c   
    エ.  a,c

出典:令和2年度 秋期 ITパスポート試験公開問題 問16

確認問題の解答(ア)、解説・・・`(a)のみが、特許法による保護の対象となり得るため、正解は(ア)になります。各選択肢(a〜c)の解説は、次の通り。

  • a:正しいです。独創的な発明は「特許法」で保護されます。
  • b:誤りです。工業上有用なデザインは「意匠法」による保護対象となります。
  • c:誤りです。商品名、サービス名、ブランド名などの固有名称は「商標法」による保護対象となります。